入部してから、もう1年と少しが経ちました。
去年の春、何もわからないまま入部したあの時から、気がつけばたくさんの可愛い後輩ができていて、こうして時間はあっという間に過ぎていくのだと、しみじみ実感しています。
2年生になってから、自分の意見を求められたり、周囲の考えに触れる場面がぐんと増えました。その中で、同期が抱えている思いや葛藤を知ることもあり、心が締めつけられるような感情に駆られることもあります。全員がそれぞれの立場で真剣にチームのことを考えているからこそ、時には衝突したり、先が見えなくなったりすることは避けられないと思います。だんだんと引退が近づいている4年生の背中を見ながら、自分がこれから担っていく責任の重さを実感しはじめているのにもかかわらず、現状チームのために何も貢献できていない自分にもどかしさを感じることも多いです。
そんな中、このブログを書く前に、前回の自分のブログを読み返してみました。そのとき初めて、「わたしはちゃんと少しずつ前に進めていたんだな」と、気がつきました。迷ってばかりで何も変われていないように思えていた日々の中にも、確かに前へ進んでいた自分がいたことに気づけた瞬間でした。
今の自分にできることとひとつひとつに丁寧に向き合いながら、来年このブログをもう一度読み返したとき、「また少しだけ成長できていたな」と思えるように、リーグ戦という特別な期間を大切に過ごしていきたいと思います。
33期 2年 AS 矢嶋茉莉香