全力で熱く、全力で楽しむ【新歓ブログ】 | 千葉大学男子ラクロス部

千葉大学男子ラクロス部

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初めまして。
ラクロス部で1番ぶっ飛んでるやつ、4年ゴーリーの梅木です。




千葉大学工学部総合工学科都市環境システムコースに所属するエリートでもあります笑




今回は、新入生の皆さんに向けて、大学生活4年間をどう過ごすか、考えるきっかけになれば良いなと思い、ブログを書きます。
長くなりますが是非最後まで読んでみてください。




まずは僕の自己紹介を軽く!




出身は東京で、都立青山高校というところに通ってた。
高校はそれこそ渋谷や原宿から徒歩圏内で、キラキラした学園生活を送りつつも、勉強・部活・行事に真剣に取り組もう、みたい校風のところだった。
自分はというと、定期テストは高3になるまでずっとクラス最下位だったけど、応援団やったりバレー部の主将やったり、憧れの女子と付き合えたりと、わりと濃い高校生活を過ごしてたような気がする。




高3の夏。
部活を引退した俺は、心を入れ替えて受験勉強を始めた。
受験期になってからは、何を思ったのか(私は頭がおかしいので)、東大を志望していた。
ずっとクラスビリだったけど、自分の熱量と馬力があればいける、と謎の自信があったんだ笑



飯、睡眠以外の時間を全て勉強に割いて誰よりも集中して勉強したら、成績はちゃんと伸びた。勉強は素直です。
偏差値は20くらい上がったし、センターも9割取れるようになってた。



迎えた二次試験本番は、緊張や焦りに襲われ、まるで歯が立たなかった。
死ぬ気で半年頑張ったけど、普通に落ちた。
これまでの人生で最大の挫折。
なんだかんだ初めて本気で物事に取り組んで、結果ダメだったのは、相当辛かった。
何とか千葉大に拾ってもらい、とにかく大学生になりたかった俺は、浪人から逃げ、千葉大に進学することになった。




そして大学1年の春。



授業が始まってから、毎日のように色んなサークルがビラ配ったり、新歓している。




楽しくて充実した大学生活になればそれでいい。そう思っていた俺は、色んなサークルの新歓に行った。
どの団体も楽しく、どの先輩も優しかった。



ラクロス部の存在は知っていたし、なんかイケイケだなーとか思っていたけど、
大学入って部活する気なんてちゃんちゃら無いし、まあ自分には関係ないか。
そんなくらいにしか思ってなかった。



でもある日ラクロス部の先輩に誘われて、ふらっと行ってみることにした。
「とりあえず来るだけ来て」と言われたので、「とりあえず行くだけ行った」。



初めてラクロス部の先輩と話したときには、すでに心のどこかで惹かれていたのかも知れない。
グラウンドで待っていたのは、どの団体よりも輝く、エネルギーに溢れた先輩たちだった。



練習を見てみて、ラクロスという競技の迫力に圧倒された。
体験をしてみて、ラクロスという競技の楽しさを知った。
なんか、触ったことのない道具で、ボールを投げるのだけで、ちょっと楽しかった。



ただ、新しいことを始めることに抵抗をとても感じた。
もう一度本気を出すのが、怖かった。




そんな不安に、先輩はこう答えた。




「みんな大学からラクロスを始める。
だから、何者にでもなれる。何処までもいけるよ。」





「本気でやるから、意味あんじゃん」




はっとした。
新歓PVも見せてもらった。
めちゃくちゃカッコよかった。
「これ、うちのTS(マネージャー)のあいつが作ったんだぜ」
先輩が誇らしげに言う。すげえな。って思った。
高校までの部活のマネとはわけが違う。部活にかける想いが違う。こんなカッコいいPVが作れて、練習も仕切って選手を動かして、俺のこともグイグイ勧誘してくる。
「おい梅木!!ラクロス部入るよねぇ!?」そんなTSの先輩たちも、可愛くて、たくましくて、カッコよかった。




実家から1時間半の千葉大。
朝練は4時起きってことがわかってたけど、もうラクロスやるしかないと思った。
4年間、ラクロス部でやり切ると覚悟決めた。
俺の根本にあった気持ち、それは



「ただの千葉大生で終われない」




高校の部活で結果出せず、受験も失敗し、でもどこかで「まだやれる」と思っていたから。




こうしてラクロス部での4年目。
これまでやってきて色んな経験をした。
試合に負けて悔しい思いもしたし、まだまだラクロス下手だし、プレー以外のことでも沢山泣いた。
でも、同期、先輩、後輩、OBみんな超おもしろいし、尊敬できる。仲間がいるから大丈夫。
もちろん遊びも全力。チームメイトと飲む酒が1番うまいし(お酒は二十歳になってから。)、悩んでる時は選手と同じ熱量で一緒に頑張るTSが支えてくれるし、
何より難しいことに挑戦して失敗して、たまに成功したときの快感がたまらない。




何もラクロス部じゃなくても素晴らしい大学生活はきっと送れる。
ただ、俺らと本気でやったら、「なんとなく終わった4年間」にはさせない。




ここにあるのは、新しい挑戦。
大学生だから、自分のやりたいことができる。
学生主体だから、下級生でも、チームのためにやりたいことを見つけて、自分が活躍できる。
しかも全国のライバルとスタートラインが同じ。
ラクロス界には、理不尽なんて存在しない。言い訳がきかない。
全部自分の責任で、努力すれば活躍できる。その先にきっと、成長がある。




今、やる。
ただ、やる。
自分が、やる。
それが今年俺たちが掲げたスローガン



「Do it,」



熱く、青春できる最後のチャンス。
俺たちと一緒に、4年間を全力で楽しもう。



4年 梅木彰士