新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
千葉大学男子ラクロス部、主将の小林壮良です。
連日多くの一年生が来てくれています。本当にありがとう。
一人でも多くの一年生にラクロスの楽しさ、ラクロス部の魅力が伝わればいいなぁと思っています。そして、皆さんの大学を彩るエッセンスとしてラクロスを選択してくれることを心から願っています。ぼくたち部員もみんなの選択を後押ししていきます。何でも聞いてください。
さて、自分は今回のブログが今、ラクロス部に入ろうか迷っている子たち背中を押したり、すでに入部を決めてくれている子たちのモチベーションを爆上げしたり、自分がラクロス部を選択して良かったと思える要素となると嬉しいです。
はじめに、なぜ、自分がラクロス部に入ったのか。そこんところを少し。
「LAST RIDE」意味は最終回、最終章などという意味です。
大学時代は多くの人にとって人生最後の学生生活です。
つまり、今みんなは学生時代の「LAST RIDE」を迎えているということです。人生100年時代なのにもう既に、人生における1つの区切りの最終章です。人生は早いものですね。
20代なんてあっという間だよとどっかのおじさんに言われたことがやけに鮮明に思い出されます。
ここまで、約20年生きてきて、「あの時もっとこうしとけば良かった」、「あの時もっと出来たな」などの「あの時」への後悔がある人がほとんどだと思います。
「あの時」への後悔。
これが自分のラクロス部を選択した理由であり、原動力です。
なんの後悔かは書くと長くなるので割愛しますが、もし聞きたければ聞いてください笑
この後悔を大学4年間でどう昇華させるのか。これが自分の4年間のテーマでした。
それは、高い目標を設定し、そこに向かってひたすらやり抜くこと。どこまでも自分に求め続け、目標を成し遂げることそれのみを追及することである、そう考えていました。
いわゆるストイックってやつかもしれません。人から見るとそう見えるそうですが、自分はストイックにやってるとも思ったことはありません。
ただ、成し遂げたいからやっている。
それだけです。
でも、ここまでやってもこのテーマは昇華されるのかは分かりません。しかし、昇華させる手段として「やり抜く」ということはこういうことだと自分は思っています。
これが、大学から代表を目指せるラクロスでしかできない。
だから、自分はラクロス部を選択しました。
これまで、誰よりも努力してきた、と割と胸を張って言えます。毎日のようにシュー練し、課されたメニューのプラスαをやる、暇さえあればジムに行ったり、ビデオ見まくったりと、センスや才能がない分、とにかく、人より努力してきました。しかし、まだ目標は達成していません。これからもずっと追い求めていきます。
それが、自分のLAST RIDEのテーマなので。
ちょっと暑苦しくなりましたね笑。それでは少し冷やしましょう。ということで別のお話を。
次にラクロスの世界の一員になることで得られるものについて少し。
ラクロスの世界で生きてきて、本当にこの世界に入らなければ得られなかったもの、経験出来なかったことがたくさんあると思っています。
よく言われるのは、ラクロス部入ると主体性、問題解決力とかつくよ~というところですが、個人的には圧倒的に「多種多様な人たちとの出会い」だと思っています。
ラクロスはまだまだマイナースポーツなので非常に狭く、密度の高い世界です。
有名な言葉として「Lacrosse makes friends」という言葉があります。この世界はまさにこの言葉に集約されています。
他大学のラクロス部の人たちやラクロス部のOBOG、日本のトップで戦っている人たちなど普通に大学生活を送っていたら出会うことなどない人たちと出会え、様々な影響を与えてくれます。
自分は新歓するときに人によっては言っていますが、大学は社会に出る前の最後の4年間です。このとてつもなく大事な時期に多様な人から多様な考え方、価値観などに触れることは今後の人生に大きな影響を与えると思っています。
自分自身もラクロスの世界に入ってから幸運なことに本当に多くの方々と関わらせていただきました。
出会う全ての方々はみんな自分の可能性、知見を広げてくれ、自分自身をより高みへと導てくれます。恐らくこんな魅力的な環境はラクロスだけだと思ってます。
ラクロスとはそんなスポーツなのです。
ただの数あるスポーツの一つでは収まらない魅力だらけのスポーツです。
ここまで読んでくれた人はもはやラクロスをやる以外の選択肢は考えられなくなっていることでしょう。
冒頭にも書きましたが、ここまで書いたことがみんなのラクロスを選択する後押しになれば嬉しいです。
自分のLAST RIDEをどう締めくくるか。
自分史上最高の4年間をラクロス部で。
4年 小林壮良