17:00

店構えはアレですが、
サンミゲル・ビール小瓶を売っている、
貴重なサリサリストア、
冷えがイマイチなのが、
イマイチな店 (笑
店の横、

狭い通路、
1ペソ、5ペソのコイン投入口を、
取り付けられたパソコン6台。
6分/ペソ(2円)
子どもたち、ビデオゲーム、ユーチューブ、
そしてフェイスブックと、
いつになく真剣な表情。
破壊力を増した、
未来の軽機関銃を自身の両手に、
次から次へと飛び跳ねて来る、
トカゲとカンガルーを合わせたような、
地球外生物を連射しています。
つまるとこと、
ハリウッド映画同様、
我々には「敵が必要」で、
かといって、勝てない敵では困り、
簡単に勝ってしまっても困るわけで、
「どうにかして、やっと勝つ」、
こういう敵を創り出す必要があります。
液晶ディスプレイに現る敵、
軽機関銃の銃口が、
連射に合わせ閃光を放ち、
弾丸の軌道には光の線が残り、
爬虫類のような敵の身体を貫通します。
銃声、爆発音が鳴り止まない四角い世界、
その世界の放つ破壊を伴う光が、
子どもたちの顔を照らします。
これらはただのゲームです、
ただの暇つぶしです、
フィリピンではどこにでもある、
「ゲームセンター感覚」の遊び場、
ですが、
分かってはいるつもりですが、
ボクを少し不安にさせるのも確かです。