トリルから7キロほど、丘のようなゆるい坂道、
コンクリートが所々剥がれ、ヒビ割れた道路を、
ジュリアス(男性32歳)の125CCのバイク後ろに、
ボクが乗り、その後ろには彼の奥さんが乗り、
彼女の手は、平たい正方形の箱の、
掛け紐をしっかり握っています。
ようするに、
三人乗りで、一番後ろの人が、
誕生日ケーキをしっかり持っているわけです (笑
ガタガタの舗装路を外れ、
奥さんのお母さん所有のマンゴー畑を通る、
未舗装というには、控えめすぎる道を進みます。
途中、轍(わだち)とぬかるみで、
奥さんとボクは降りて歩き、

ずっと先で待つジュリアス、

途中、何かいます、

ちとズーム、

反すう動物のようです、
誰のだろう?
これに乗って行こ! (ゥソ/笑
畑は7ヘクタール、
全ての幹は、このように段差があり、

これは接ぎ木した部分で、
そして、低木で収穫しやすく、
品種改良もされているそうです。
バイクの後ろで、
ボク「何本あるの?」
ジュリアス「たくさんダヨ」
これはフィリピンではとても多い問答で、
数量、面積、距離、重さなどを訊いて、
たくさんか、ちょっとか、
大きいか、小さいか、
遠いか、近いか 、そういう返事か、
もしくは「わからないダヨ」です (笑
ですから、ボクは「たくさんだよね?」と、
そう訊くべきでした (笑
その、たくさんのマンゴーの木々を通り過ぎ、

やっと、奥に屋根らしきものが見え、
ホッとします。
さらに進み、敷地内には、

紐がほどけても逃げない反すう動物、
今日、誕生日の皿の上にのるのは、
他のモノで、自分でないのが判るのか、
リラックスしてます (笑
そして、マンゴー畑と、
反すう動物の安全を任されている、

どう猛な番犬の、シロ (勝手に命名
誕生日パーティ、
追加の食べ物、ドリンク、
近所に、コンビニ無さそうです (笑