やっぱり、このくらいは、
いてもらわないとねぇ、

熱帯なんだし(笑
ブリキ板フェンス支柱に、じっとしてます。
パートナーを待っているのでしょうか?
蛾はフェロモンでお相手を引寄せる、と昆虫図鑑で読んだ気がします。
人間も?(笑)
長い長い、気の遠くなる時間をかけ淘汰され、残り続けた、
大きさ、左右対称パターンには。何か優れた有利な点があるのでしょうね。
チャーミングな妻の友人の子供、ライアン(男子8歳)

工事中の所々分断されたピアで、お父さんの自作水中銃ハンティングを、
覗き観ていて、足を踏み外し、突き出たコンクリート柱に手を突き手首脱臼。
接骨医(のような人)の触診後、ここ田舎では処置不可でセブ島へ。
これは、VSMMC ( Vicente Sotto Memorial Medical Center )、
という公立病院で、手と肘を牽引し一応の処置が終わり。
最初の順番は60番目、先に院内の知人へ連絡して少し縮まったそうです。
空きベッド無しでベンチで待機、処置完了までは12時間。
初期牽引後に、外れた関節を入れ直す際、
同行したジョアン(ライアンの叔母)は処置の様子を話してくれます。
ジョアンは両手を目の前へ持っていき、
「ライアンの目が痛さで飛び出てくるほど見開かれ、叫び、ただただかわいそうで」、
ライアンの目の表情を表します。
話すジョアン、聞く妻とボクの呼吸も荒くなります。
この後ベンチも足らなくなり、患者は床に敷かれたマットの上に、
横たわっていたそうです。
ふっくらした頬も、長時間のバトルで細っそりと痛々しいライアン。

いつもアニキのルービック(12歳)や他の子供たちとピアで、飛込み合い、
ボクを見かけると、意味も分からず、妻の真似をして、
「トーチャーん、トーチャーん!」と手を振る、勉強嫌いなライアン。
早く良くなってね。
セブ島までバンカーボートで2時間、
その後の待ち時間と治療、
ボクは保ち堪えられるのかなぁ。
と言っても、
「保ち堪えるしか」ありませんが。