春 小豆島 | 木こころ絵こころ女こころ      さらさらゆくよ Ⅱ

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木工花の子で創作組み木絵と木の雑貨を製作販売。絵筆を糸鋸に置き換えて、日々の暮らしに潤いある思いをかたちに。
「生業としてやっていこ」覚悟だけが資本の小さな工房、"木工絵描き人"のブログです。



着岸間近に


帰りのフェリー



先週末小豆島へ行ってきました。

父の故郷。


7人兄弟、連れ合い含め14人中

母の他に 母からすれば

義姉98歳。一人暮らし。

そのおばちゃんに会いたいというのが

旅行の行き先決定のテーマ

(ちなみにこの二人以外は

みなさん虹の橋のむこうに。)



ったのですが


当日に至るまで数々の

「やっぱり行かない

泊まるのは嫌」

その都度なだめ、納得して

その日をむかえ


挙句わたしたちだけで行っておいでと

当日の朝息子が迎えに来る時に一悶着


事情を理解している息子と気長に

(といってもフェリーの時間があるので)

何とか連れ出し出発!


後々 いってしまえばなんとかなる

という考えが甘いことを教わる。

ホテルに入る前駐車場で


「泊まるなんて聞いてない

まだフェリーがあるだろうから帰ろう」


の駄々こねの洗礼を30分程受けた。


この二つの出来事以外、

会いたい親戚にも会え、


漁師の従兄弟の船

(ちょうどこの日アオリイカの解禁日だったそう)



天気も抜群、花日和。



美味しいものをいっぱい食べ、



温泉に入り










帰りのフェリーで完璧な夕陽もみれた。


行くのが嫌なわけではなく

変化が億劫、いや変わったことに

身を委ねるのに、恐れに似た感情が

湧くのかもしれない。


帰りの車の中で

「夢を見てきたみたいや、ありがとう」

と息子夫婦にかけた言葉に


駄々こねる一件以外

いい旅やったなぁ。


一週間経っても小豆島行ったこと

覚えているということを

(3時間前の行動を忘れがちな日常)


息子に伝えたら、


「刺激的な経験やったということやね」と

ガッツポーズの絵文字が添えられていた。


ありがとう。息子くん。

連れて行ってもらったおかげで

私もちゃんと旅気分味わえたよ。