介護未満 | 木こころ絵こころ女こころ      さらさらゆくよ Ⅱ

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木工花の子で創作組み木絵と木の雑貨を製作販売。絵筆を糸鋸に置き換えて、日々の暮らしに潤いある思いをかたちに。
「生業としてやっていこ」覚悟だけが資本の小さな工房、"木工絵描き人"のブログです。


 

雨のおかげか、涼し。


工房の温度計 25℃。

普通に動いていられます。

8月をやり過ごしたって感じ。


そういえば8月に入るのを待って

検査を何回か受け

母の物忘れに 

ついに名前をつけてもらうことになりました。



忘れることの多さが気になり出して

あった出来事をメモし始めたのは

2年前 行ったところや

会った人のこと書いておけば

知らない、聞いてないの

防衛になると思ったのがはじまり。

年を重ねたら色々忘れるのは

当たり前なのでと受け止めておりました。


物忘れと言っても

私のような身の回りのことを

受け持つ人間が常にいると

何も困ることはありませんから


本人はまだまだ大丈夫と豪語しております。^ ^


とはいえ一人でそばにいる身としては

何かの時にプロに相談できる準備も

しておきたい。


神戸市からかってにきた定期検診の

通知をスタートに

(実はこちらからwebで申し込んだのですが(*´-`))

ここまで辿り着きました。


流れは

月一高血圧で通うかかりつけ医で問診。

精密検査の紹介状を持って

別の総合病院の内科の中の物忘れ診療で

問診。〜だけで、ほぼ決定。すでに

中ぐらいまでの進行とか。

そして別の日にMRIの予約とって

また別の日に結果を見て診断決定。


というような運びだった。


進行を抑制出来る(かもしれない?)薬を飲む他

特に治療方法はないらしい。


運動や買い物、人との会話などは

とても大切らしい。

デーサービスなどがそれらをもりこまれていて

おすすめされたが、

うちの場合、そこへ誘うのが

1番のハードル。


良かれと思って続けている母との散歩や

お出かけが、

的を得ていたことに安堵。

あとはコミュニケーションか…


先日息子夫婦がお昼に訪ねてきてくれた。

朝の散歩を済ませ、



昼食の買い出しに母も一緒に。

(コロナだし、最近お留守番してもらうことが

多かったが、ここは同行)


そして、息子たちとそれぞれの名前をおもいだすことからの、おしゃべり^ ^


何回同じことをこちらがいおうが、

聞く方は忘れたあとは常に初耳。

「だからはじめていう気持ちでしゃべるある」

と、息子たちにも伝授。


こんな日があれば認知症予防も

フルコース。


元気で動けるうちは

毎日を精一杯生きる。

「ガソリン使ってわざわざ、

一人のためにクーラーかけるの、

電灯付けるの、

諸々 諸々 もったいない」

と、快適さに抗するような

言葉を度々あびせるが


え?生きることもったいないって

まさかおっしゃいませんよね、

と心の中でお返しする、


わざわざ、早速、何度も、丁寧に。

介護未満の日常を大事にしようと思う。