タイミング法の結果は
タイミング法1周期目の結果は残念ながら、陰性でした。
待ちきれず妊娠検査薬を使ってみたのですが、結果は真っ白・・・
夫にLINEで「ダメだった・・・」と報告しながら、自宅で泣いていたのを覚えています。
1周期目でいきなり妊娠するほど不妊は甘くありません。
タイミングだけで妊娠できるなら、もっと早く妊娠していたはずです。
でも、
「そんなにうまくいくはずないじゃん。まだまだこれから!」
と思う気持ちの一方、
「タイミングはバッチリだったのに、妊娠できないってことは、やっぱり自分は妊娠しづらい身体なんだ・・・」
と言う不安が沸々と大きくなっていました。
「これからまだ先は長いんだし、きっと大丈夫!」と自分に言い聞かせて、自分を励まそうと頑張ってみたものの、「この先頑張っても妊娠できなかったらどうしよう・・・」という不安の方がどんどん、どんどん大きくなって、自分でもどうしようもなくなり始めていました。
それに伴って、夜寝付けない、寝ついても早く起きてしまう(4時とか5時とか)、食欲不振、などの症状が以前よりも強く出るようになっていました。
うつ病の場合、こうした症状が最初に出てくることが多いのです。
自分では「なんか私、やばいぞ・・・」と思い始めていましたが、とは言えまさかうつ病になりかけているとは、この段階ではまだ思っていませんでした。
楽しみにしていた旅行だったのに
ちょうどこの時期、夫と四国旅行を計画していました。
計画したのは黄体機能不全やタイミング法撃沈の件の前だったので、既に宿やレンタカーも予約済み。
こんな状態だったので、気分は乗らなかったのですが、旅行に行ってリフレッシュできれば、このおかしい状態も少しは良くなるのではないか?と期待もあり、予定通り旅行に出発することになりました。
旅行は3泊4日で四国をめぐる日程でした。
初めての四国旅行だったので、どこへ行こう、何を食べよう、どんなところに泊まろう、とウキウキしながら計画した旅行でした。
ですが、旅行中も食欲がなく、楽しみにしていた数々の美味しいものもあまり食べられず、さらに夜はほとんど眠れませんでした
あまりに眠れないので、困って市販の睡眠薬を買おうか迷いましたが、今まで睡眠薬なんて飲んだことがなかったので、何だか怖くて購入するのはやめました。
しかも、それに加えて、パニック発作のような症状も出てくる始末。
居酒屋の個室、帰りの新幹線などの狭い場所で息苦しくなって、急に恐怖に襲われ、たまらず外に出てウロウロしたり母に電話で助けを求めたりと、今まで経験したことのないような症状でした。
あんなに楽しみにしていたのに、何でこんなことになっているんだろう・・・と悲しくて涙が出てしまい、夫が一生懸命励ましてくれました。
今、この時の四国旅行の写真を見返すと、私、すごくやつれた顔をしています・・・