こんばんはほんわか

 

 

前回、”諦めること”で問題に対処することについて書きました。

 

 

諦めること=明らかにすること。

 

 

それは、「自分には今何ができて、何ができないだろう?」と自分に問うことで、明らかにしようということを指します。

 

 

それって例えばどういうこと?というのを今日は考えてみたいと思います。

 

 

私の場合は、うつ病になった時の症状として、ソワソワや強い不安感、恐怖感などがありました。それから不眠もネガティブ

 

 

そういう症状が出てしまって、どうしようもなく苦しい時、「自分にできること、できないこと」を自分に問うてみます。

 

 

できないこと=ソワソワや不安、恐怖感をコントロールして、小さくしよう・なくしてしまおうとすること。

 

 

これは意外に思うかもしれません。不安や恐怖感=不快なものですから、どうにか無くしてしまいたいと思うのが普通です。

 

 

でも、不安や恐怖感は、生理的なものであり、人間として自然に湧いてきてしまうものなので、それをコントロールすることはできないのです。

 

 

ある書籍を読んで、この考え方に辿り着いたのですが、正直、目から鱗でした。

 

 

だって、数ある心理療法においても、不安や恐怖感をコントロールすることを目標にしているものが多いんです。

 

 

なので、それまでコントロールすることを手放す、諦める、という考え方は私の引き出しの中にはありませんでした。

 

 

繰り返しますが、不安などの自然な感情を、コントロールすることはできないのです。

 

 

けれど、それをなんとか排除しよう、ともがくことで、余計にその症状に注意が向いてしまい、「まずいまずい」と思うほどに、結果的にその症状が強くなってしまい、それに圧倒されてしまう。

 

 

そういう悪循環がうつ病やパニックを悪化させているということに気づきました。

 

 

まずは、不安や恐怖感と戦うことをやめて、「不安でも怖くても、それを抱えながら、今自分にできることをこなす」ことを目標にし、その悪循環から抜け出すことが必要だと感じました。

 

 

”できること”というのは、”具体的な行動”のことです。

 

 

掃除でもいい。食事の支度でもいい。子どものお世話でもいい。散歩でもいい。

 

 

とにかく、自分がやるべきことや、やらなければいけないことに力を注ぎます。

 

 

そうして、何かに取り組んでいるうちに、不安や恐怖が少し弱くなったり、ふと忘れられたりする時がやってきます。

 

 

そうやって、「あ、今私少し楽になれた」「不安が小さくなっていた」という体験を身をもってすることで、苦しみから解放される糸口を掴めた気がしました。

 

 

 

 

※うつ病がひどいうち(医師から十分に休養するようにと言われているあいだ)は、無理をして何かに取り組むことは、逆効果になる場合もありますので、気をつけてください。