第194回しがくセミナー
郷学研修所・安岡正篤記念館理事長 安岡 定子先生にお越しいただき、
『論語を活かすリーダーシップ』と題してご講演いただきました。
2,500年前に生まれた論語ですが、
今の時代そして、私たちの生活に寄り添っていることを感じた講演でした。
500あるうちの論語から、7つの論語を選んでいただきました
≪論語の中で、一番大切な章句をご紹介≫
学んで時に之を習う、亦説ばしからずや
朋有り、遠方より来る、亦楽しからずや
人知らずして慍らず、亦た君子ならずや
「習う」という字に反復する、という意味が込められています。
勉強というより、学習という言葉が深い。繰り返して学んでいく、そして自分が出来るようになることで喜びを得られる。それが結果、やり切ったという自信に繋がっていく!
同じ目標、志を持って切磋琢磨し苦労を共有した仲間と、離れ離れになった後の再会で喜びを得られる。
人は、評価してほしいと思っても実社会では理不尽な事もあります。
そこに目を向けるのではなく、「自分はどうなりたいのか」と、
自分のために努力し続けることが素晴らしいことである。
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紡ぐ言葉がとても丁寧で、大変心打たれました
これを機に、論語の魅力や豊かさに気づいた方も多かったのでは…
そんな魅力に触れられる先生のご著書が多数!ぜひお手に取ってみてください。
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安岡先生、ありがとうございました
安岡定子公式HP
http://www.sadakorongo.com/
郷学研究所
https://www.noushi-kyogaku.com/
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安岡定子(やすおか・さだこ)先生
論語塾講師、公益財団法人郷学研修所・安岡正篤記念館理事長
1960年東京都生まれ。二松学舎大学文学部中国文学科卒業。陽明学者・安岡正篤の孫。
現在、「こども論語塾」の講師として全国各地で定例講座を行い、子どもや保護者に論語の魅力を伝えている。また大人向け講座や企業セミナー、講演にも力を注いでいる。
『渋沢栄一と安岡正篤で読み解く論語』(プレジデント社)
『心を育てるこども論語塾』『仕事と人生に効く成果を出す人の 実践・論語塾』(以上ポプラ社)、『子や孫に読み聞かせたい論語』(幻冬舎)、『新版 素顔の安岡正篤』『壁を乗り越える論語塾』(ともにPHP研究所)『ドラえもんはじめての論語』(小学館)など著書多数。