1月8日(祝・月)
第156回しがくセミナーを開催しました
講師は…
NHK大相撲解説者
舞の海 秀平 先生 です
舞の海先生は、2015年1月にも第120回しがくセミナーにてご講演、
今回2度目の講師を務めてくださいました
テーマは…
『可能性への挑戦』
ご講演中は、笑いはもちろん、会場全体から「お~~!」という歓声や
「え~~!」という驚きの声がたくさんの90分でした
◆相撲取りとして大切なこと
「勝って驕るな、負けて僻むな」
勝ったときは相手を敬い、負けたときは鍛えなおしてきます、という気持ちが大事。
勝っても負けても、最後は礼で終えるのだ。
◆二度目の新弟子検査
一度目の新弟子検査で、基準の身長に足りず不合格…。
どうにかして、身長をプラスできないかと時間とお金をつぎこんだ。
頭に大きなたんこぶをつくってみたり、
身長を伸ばす能力をもつ人がいると知ると遠方にでも足を運び、
最後には、美容外科の先生が頭にシリコンを入れようと手術をしてくれた。
シリコンを入れた当初は痛みが酷く、本当に辛いものだった。
手術の傷は今でも痛むこともある。
何かを手に入れるには、ときには犠牲も必要である。
どうにかできないかと、可能性に挑戦することが大事。
◆佐田の山親方とのエピソード
大失敗をしたとき、本当に困って頼ったとき、落ち込んでいるとき、
親方は決して強く叱るようなことはせず、
笑い飛ばして励ましてくれるような人情の厚い方であったからこそ、
親方のため、この部屋の格を上げるために強くなろうと努力した。
◆大怪我をして…
入院中に考えていたのは、引退。
でも、自分で自分をごまかせなかった。
怪我を理由に退くは嫌だ。人生70、80歳になったときに後悔したくない。
身体が小さくても「できる」と証明するのだという思い。
やりたいと思ったことを精一杯やりきる人生にしよう!
ひとりの人間として、リーダーとして、
舞の海先生のお話から、学びや気付きがたくさんありました
相撲にはたくさんの伝統文化が含まれていることを知り、
さらに深く知りたいとも思いました
皆さんも、今回の学びをぜひ取り入れていただければと思います
舞の海先生、本当にありがとうございました
会場では、舞の海先生のご著書も販売しました
大変勉強になります
今回、しがくセミナーにご参加できなかった方は、こちらもどうぞ