10月1日(日)
第153回しがくセミナーを開催しました
講師は…
特殊戦指導者
伊藤 祐靖 先生です
テーマは…
『必成と望成』
幼少期のエピソードや自衛隊に入隊するまでの経緯、
自衛隊に入隊後、特殊戦指導者となるまでのエピソードなど、
情景が目に浮かぶような、引き込まれるご講演でした
父親の言葉
かつて日本軍として戦っていた父の言葉が印象的であった。
上官の命令解除があるまでは、任務は続行であるという価値観。
『課せられるペナルティの大小で決めるのか』
ペナルティがあるからと、簡単にやめていいことなどない。
たとえ命を失っても、守るものがあるのが自衛隊という仕事。
何事も目的・理由がある
特殊部隊の指導にあたる中で、
あるとき部下に聞いた「今日はなぜ朝飯を食った?」
朝ご飯を食べるのは、お腹が空いたからではない。
有事の際に動けるために訓練をするため、
今日の12時間の訓練をするためにカロリーが必要だからだ。
『何のために生きるのか?』
何をするでも「なんとなく人に言われたから」は理由じゃない。
自分が何がしたくて、何のために生きるのか。
自分の人生なのだから、自分の生き方(夢)を決めること。
でも、自分だけのために生きるのは寂しい。
公のために自分はこれをする、と決めて進んでほしい。
本当に、あっという間の90分でした
『国のために死ねるか 自衛隊「特殊部隊」創設者の思想と行動 』に登場するエピソードも語っていただきました
今回、しがくセミナーに参加できなかった方も、
こちらのご著書をぜひご覧ください
ご講演にもあった、イージス艦「みょうこう」航海長時に遭遇した能登沖不審船事件のお話はじめ、先生の実体験からくるお話はとても心動かされるものがあります
先生のお話をお聞きして、
目的や理由を持つことの重要性を感じました
皆さんも、今回の学び・気づきを活かしていきましょう
伊藤先生、貴重なお話をありがとうございました