皆さま、 こんにちは、
『越境コラボ塾』 塾長の 真門 です。
………………………………………………………………
このブログは、日本人が国境・国籍の枠を超えて、
世界の様々な人々とコラボレーションをしていけるよう、
有益と思われる情報を発信しています。
…………………………
……………………………………
日本の実質経済成長率。
昨年度は3.94%でしたが、
今年度はそれよりかなり下がり、
1.4%という予測値が出ています。
http://ecodb.net/country/JP/imf_growth.html
昨今の中国やインドの二桁近い(あるいは二桁越えの)
成長率を見ると、
それだけで勢いの違いを感じてしまいます。
ただこれは、私達が「日本」という枠で常に考えるから
“低い”と感じる訳で、
この枠を「東アジア」とか「アジア」と置き換えてしまえば、
成長率は一気に3-4% は跳ね上がります。
アジア圏内では国境を越えての決済や流通の問題は
現在は殆ど無くなっています。
関税の問題は残っていますが、今後自由化が進む
事はほぼ間違いない。
要は私達が思考枠組を変えさえすれば、
日本人の可能性は、全く違ったレベルに
広がっていくはずです。
であれば、思考枠組を「アジア」に合わせるべく、
私達の意識やスキルを変えていけばいい。
“アジア仕様”に体質転換するのです。
その“アジア仕様”の作り方ですが、
『越境コラボ塾』として推奨したいのは、以下の5点。
1. 情報環境を変える。
アジアの国や都市(例えば、上海、シンガポール、
ホーチミン)のニュースや情報をもっと身近に取れる
ようにする。マスコミがその様な体制をとればいいの
ですが、個人としてもネット経由相当の情報が入れ
られます。 文字情報に限れば、各国日本人向け
サイト、個人ブログなどで情報はかなり出ています。
2. 語学力。 英語かどこかの現地語を勉強する。
英語はグロービッシュ http://ameblo.jp/c-b-collaboration/theme-10038542546.html
とか、中学2年生程度で良いので、簡単な発信が
出来るようにする。 聴く、は必要に応じて徐々に
取り組む。
3. 異文化適応力を高める。
異なる商習慣、異なるビジネス作法と出会っても、
適切に修正しつつ自ら最短に適応していける力。
『越境コラボ塾』は、主にこのテーマに取り組んで
います。
4. 発信力強化。
自分の考えを整理して、日常から周囲に理解を
求めたり、自分を知ってもらう力。 これは、日本人
の“普通”が海外では通用しない部分なので、敢えて
入れています。
5. アジアの国々に対する基本認識。
最近は特に中国に対する一面的な報道などが気に
なりますが、偏見なく自分の目で確かめ、判断できる
事が大事です。 あと、歴史認識などの問題が残って
いる国(韓国、中国、フィリピン、シンガポール等)に
ついては、過去の事実を知っておく事。
(ネット上で検索可能)
思考の枠組みを『アジア』において見るとは、
ソニーが、パナソニックが、ホンダが、・・・ と
言っていたのを
サムソン(韓国)が、ハイアール(中国)が、タタ(インド)が・・・、
に変えていく、という事。
大部分の人にとって、実質は大して違わない。
つまり、自分の視界を広げるだけの事です。
その先に、とてつもない可能性が広がっている。
日本は、
行政改革とか、財政改革とか、やらないといけないのは
間違いないけれど、
未来の国家像とか、日本人としての生活ビジョンとか、
教育とか、産業政策とかを
国民的に議論していく意味で、
まずは自分達の視界を変えるところから始めることが、
今、必要なのだと思います。
まずは、自分の情報環境を「アジア仕様」に
変えてみては如何でしょう。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
『越境コラボ塾』 塾長
真門
次回『越境コラボ塾』 コラボ筋力強化演習は
あさって Sept.20 に行います。
(残席 あと2です)
テーマは"文化を観る目を養う“。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://kokucheese.com/event/index/17163/
関連サイト:
うまくいく海外赴任:
http://www.asia-corp.jp/umakuiku.html
広がる地平:
http://www.asia-corp.jp/tihei.html