皆さま、 こんにちは、
『越境コラボ塾』 塾長の 真門 です。
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このブログは、日本人が国境・国籍の枠を超えて、
世界の様々な人々とコラボレーションをしていけるよう、
有益と思われる情報を発信しています。
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パナソニックを始めグローバル化している企業の多くが、
今、新卒の社員採用をグローバル化して、
ついこの前まであった“日本人一辺倒”の採用姿勢は
消えつつあります。
方向としては当然なのかもしれませんが、
一部の企業は、いささか世の中の流れに遅れない為、
あわてて、という感じが払しょく出来ない。
だって、本当に3-4年位前までは、
どこも殆ど
外国人留学生を相手にしてなかったのですよ。
人の採用ですから、当然経営の舵取りと
関係があるはずで、
つまり経営が、今後5年で中国、ベトナム、タイ、
インドネシアでの売り上げを3倍にする、と言えば
じゃあ、そっちから来ている留学生をとろう、と
そういう発想が、かなりあるのだろうと思います。
無論企業の決定として、それは良いのですが、
そういう企業の内部がグローバル化されているか、
というと、そうでもない。
外国人社員が入ってきて
職場の多様性が増しているか、というと、
全然そうではない。
昨日お話ししていた精密機器メーカーの方が
仰っていました。
多分周りの人達も、戸惑っているんでしょうね。
隣の部に入ってきた 肌の色が違う若手社員と
どう、付き合えばいいのか。
今後は普通の職場にも、色々な方が
入ってくる可能性は強いので、
彼(女)達との“日常的な付き合い方”を
誰もが流儀として弁えておく必要が
あるのだと思います。
相手の“勘違い”を修正してあげるスキル、
文脈知識の乏しい相手に、意味をうまく伝えるスキル、
自分を短時間で語って、相手の安心感を獲得する
スキル。 日本人同士の付き合いの中に、
自然に入ってもらえる方法、等など。
会社としても、そんな心構えとスキルを
社員に提供することが、
段々求められてきているのだと思います。
そして、そんなスキルを皆が共有するところから、
組織の文化も変わっていくのではないか。
コミュニケーションが変われば文化が変わる。
文化が変われば組織が変わる。
組織が変われば、働く人の心も変わる。
そして心が変われば、仕事も職場も
違ったものに見えてくる。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
『越境コラボ塾』 塾長
真門
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