皆さま、 こんにちは、
『越境コラボ塾』 塾長の 真門 です。
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このブログは、日本人が国境・国籍の枠を超えて、
世界の様々な人々とコラボレーションをしていけるよう、
有益と思われる情報を発信しています。
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過去3ヶ月をかけて
仲間5人(チーム名: “さちそれ”)
で作った創作ワークショップ
『男と女の風土改革』
昨日銀座の某会場で、初お披露目いたしました。
正直自分にはチャレンジングなテーマで、
参加者がどう反応するかが予測できず、
不安なところもあったのですが、
予想以上の反響を頂けて、ほっと安心という結果でした。
- 社会の中で貼られている(男とか女とかの)“ラベル”の
影響が大きい事に気付いた。
- 男らしさ、女らしさの中身を掘っていって、
結局見えてきたのはその人の個性だった。
- 様々なことを“男“、“女“で分割して分かろう(安心しよう)
とする自分や社会の習慣に気づいた。
- 自分の中にあったこだわりが分かって、凄く楽になれた。
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終了後に参加者から頂けた感想です。
私達は誰もが男か女のアイデンティティーを持ち、
社会の中でも、あたりまえに男か女か、
そのどちらかとしての期待を受けて、
働いたり生活したりしています。
生まれたときからその期待は
日常の様々な事柄の中に、極く自然な形で
自分に向けられているものなので、
自分が無理して押し出している“男(女)らしい部分とか、
知らず知らずに押しつぶしている“女(男)らしい部分など、
殆どが意識出来なくなっているのだと思います。
昨日のワークは、
自分の中の“あたりまえ”に潜む
男(女)らしく振舞おうとする自分、
男(女)らしさを求める周囲に、反発して今ある自分、
あるいは反発しつつ従ってきた自分、
いま当にその態度を、変えたいと思っている自分・・・、
そんな部分を『見える化』するワークから始めました。
『見える化』が出来たところで、そういう現在の自分を
体感ワークなどを使ってポジティブに表現し、
新たな視点から自分を再解釈してみる、
そんな内容のメニューでした。
- 父親、母親から受けていた影響の大きさに改めて気づいた
- 自分が置かれてきた環境が、
自分の今の考え方に大きく影響している事が見えた。
- 会社に居る自分は80/20 で男優位型、それが家に帰ると
40/60 で女優位型に近づくと感じた。
場に応じて使い分けている自分に気付いた。
自分の中にある“男らしさ要素”と“女らしさ要素”の正体が
見えてきたのは、参加された皆さまにとり、
小さからぬ発見の様でした。
このワークの結果が、
組織の風土改革にどう影響していくのか。
この問いに、綺麗な答えは無いのですが、
一人ひとりが、
“男らしく”や“女らしく”といった 順方向の呪縛や、
反対側にある、
“女だから、と言われたくない”、
“男も女も同じでなければならない”といった
逆方向の呪縛から
少しでも自由になる事は、それぞれの選択の幅を広げ、
風土を改善する可能性を高めて行くだろう、と、
その辺までは言ってもよいのだろうと、
ワークショップを終えた今、感じています。
御参加頂いた皆さま、どうもありがとうございました。
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最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
『越境コラボ塾』 塾長
真門
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