佐々木監督のリーダーシップ | チエでつながる, ワザでつながる、ココロでつながる、価値を生みだす           ~ 物語思考が世界をかえる

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この世に生まれて間もなく、人は「ものがたり」と出会い、そこで広い世界とのつながりを作ります。このblogでは、「ものがたり」と共にある人の可能性を探求していきます。

皆さま、 こんにちは、




『越境コラボ塾』 塾長の 真門 です。




このブログは、日本人が国境・国籍の枠を超えて、

世界の様々な人々とコラボレーションをしていけるよう、

有益と思われる情報を発信しています。





なでしこジャパンの佐々木則夫監督。




リーダーとしての極意を聞かれた場で、

「男女の違いを知る」

という話をしていました。




男女の生理的な違いを挙げて、

男の感覚で叱ってはいけない、

と、そんな話でした。




男社会の 「上目線」 もまた駄目で、



女子の監督として重要なのは 「横目線」

で接する事なのだそうです。




年齢差、キャリア差が選手とは相当に

あるわけで、




ハタチ前後の選手と「横目線」というのも、

なかなか大変な感じがありますが、




まあ、私なんかもやってる事を、

この人もやってたんだなあ、と

そんな感じで聞いていました。






世界一の監督になったのだから、




自ら培ってこられたリーダーとしての哲学とか、

ご自身の生き方とか、戦略とか、



そんなあたりを期待もしてしまうのですが、




出てきた話は案外フツーで、平凡な話だなーと、




そんな風に思っていました。








しかし同氏がそこを強調する理由を、改めて考えてみると、



“伝える難しさ” が浮かび上がってきます。






メッセージを発信する事よりも、



そのメッセージを“受け止めてもらう事“の方が、

はるかに難事業である。




その事を佐々木監督は、痛いほど知っているから、

ご自身に繰り返し言い聞かせていた。




そしてそれがインタビューにも現れた。




そういう風に思えてきたのです。






おそらくあのレベルになると、

試合中にミスをした本人だって、

殆どの事は分かっている、




あとは本人が視野を狭く閉ざすか、




新しい視点で、事態を見れるようになるか。







そういうレベルでのコミュニケーションは、


メッセージの中身よりも、



メッセージの受け手が、そこから何を自ら生み出すか、




本人の情報処理力に、より重点があるはずです。







佐々木監督の真意を、

勿論私は知りませんが、




どの様な局面にたっても、

終始笑顔を崩さずに選手に接していたあの姿は、




受け取ったメッセージを本人達が、

最善の形で処理できるスペースを

確保するためのもの。




そう考えてみると、


なでしこ の土壇場に強い、



伸び伸びしたプレーの秘密が少し、




分かる様な気がするのです。






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最後までお読みいただき、

ありがとうございました。 




『越境コラボ塾』 塾長 

真門  




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