綺麗になる豆知識
洗顔は泡が命
石けんでもクリーム系洗顔料でも、とにかく泡をたっぷりたてるのが洗顔の必須項目。てのひらと肌の間に泡をはさむことで、肌への摩擦刺激を和らげることが目的です。 みなさんの中にも、洗顔料をすぐ顔にのせてしまうとうい方があるのでは? これでは泡立てがまったく足りません。洗顔は泡が命! なのです。いい泡とは?
●泡立ての目安。石けんの泡を顔につけてからそこにお湯を加えた時、さらに泡が増えるようなら、それは泡立てが不十分だった証拠。
↓
●泡を十分に立てると、フカフカの泡がほっこり顔を包みこみ、手を押し返すような弾力を感じます。これは、本当にたっぷり泡立てた時にしか実感できないもの。
↓
●では、どのくらい泡立てればいい? 試しに30回、手をこすり合わせて泡立ててみましょう。けっこう手間がかかるはず。でもその泡で顔を洗うと、いままでにない気持ちよさに気づくはず。すすぎのときの泡切れの速さも見違えるほどです。
さて、いい泡立てのポイントは3つだけ・まず始めに手をよく洗う。手が汚れていると、泡立ちが悪くなります。・洗顔料は適量をとります。少なすぎるのもNGですが、逆に多すぎても泡を立てるのが大変で、充分に泡立てないまま顔にのせてしまうことになります。・ 水を少しずつ足しながら、泡を立てます。空気を含ませるようにして、最低30回。その泡を肌の上で転がすようにするだけで、汚れがスーッと洗い流されます。さてさて、こんなに面倒な泡立てですが、実は最近『泡立てネット』というとっても便利な商品が出ています。そのネットを使うと、見事な泡がブクブクできます。「なぜ泡が大切か。」それがわかっているのなら、便利アイテムを活用するのはまったく問題なし! 泡立てネットを使いこなすコツは、できた泡を手の中で少し温めてから洗顔すること。泡が冷たいままだと、汚れなじみが悪いのです。
クレンジング
「メイクをしていても、石けんでゴシゴシ洗ったら落ちちゃうよ。」――そう、それは事実です。ではなぜオイルやクリームなどの、メイク落とし専用クレンジング料が存在するのでしょう?クレンジング料。その存在理由
●メイクは肌に密着し、石けんの泡だけではなかなか落ちず、ゴシゴシこすらないと落ちないのです。
↓
●ところが日本人の肌質のほとんどは、このゴシゴシこするような摩擦刺激がタブー。こする刺激でメラニン生成が刺激され、黒ずみやシミ、くすみを引き起こしてしまうことになります。その他、細かい傷がついたり、シワの原因になることも。
↓
●クレンジング料は、肌にこびりついたメイクをふんわり浮かすもの。つまりその後の石けん洗顔で、泡だけでメイクがスルッと洗い流せる状態に"準備"する役割があります。
以上の理由から、クレンジング料と石けんがペアになって初めて、肌を傷めない優しい完璧な汚れ落としが両立すると言えます。(もちろん、2つの機能を兼ね備えたアイテムなら1本で完了。) 同じ理由から、普通のクレンジング料では落ちにくいウォータープルーフのマスカラなどはポイントメイクリムーバーで落としておきたいもの。すべては肌を摩擦などで傷めないため。石けんではメイクは落ちないというのはウソですが、完璧に落とすにはかなり肌を傷めることになる、というのは本当です。★クレンジング料を使うコツなにはさておき、初めて使うアイテムに関しては、説明書をまじめに読むのが第一です。手を水で濡らしていいもの悪いもの、拭き取るもの洗い流すものなどなど、その使い方は千差万別。使い方を間違えると、せっかくの効果も半減します。前に使っていたものとそっくりでも、使い方の注意が違うこともけっこうあります。