まいど~カエル雪の結晶

生きもの自然科学大好きドキドキ

絵本講師のくがやよいです。

 

 

 



長かった二学期が終わりました。

終業式の翌日、ひどい頭痛がして

丸一日 泥のように眠りました。

 

 

 

翌朝目覚めるとスッキリニコニコ

 

 

 

長靴、ゴム手袋、手ぬぐいを突っ込んだ

バケツをぶら下げて向かったのは、

車で約30分の所にある 真冬の池。

 

 

 

先日知り会った

小学校のPTAの人たちのお誘いで

隣市の小学校のビオトープ清掃の

手伝いに行ってきました

 
 
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池の周りに小さなどんぐりがいっぱーいお願い
 
 
 
住宅街の小学校のビオトープ。
池の水はほとんど干上がっていて、
わーーい(^▽^)!
っとシャベルとバケツ持って池の中に突入~
 
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大きな池だと
台風などで池の水がかき回されるけれど
 
小さな池なので
ヘドロがたまらないように泥かきをして、
はびこったハスの根っこを
掘ったり抜いたりしました。
 
 
 
この池には徳川家の家紋にもなっている
絶滅危惧種の三つ葉葵も生えていました。
 
 
 
ビオトープができて13年。
PTAの人たちの尽力もあり

年々小さな命が増えてきていて、

いろんなトンボが見られたり 

夏には フクロウや
ウシガエルの鳴き声も聞こえるのだとか。
 
 
 
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池の傍の大きな木。
疲れたら木陰のベンチで休憩します
 
 
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鳥の巣箱もかけてありました
 
 

池の周りにはいろんな木が植えてあって、

 
 

アキニレの木にはメジロたちが来てました

 

 


これも手作りのウッドデッキの下には
丸太や木の枝が突っ込んであって
潜り込むと、秘密基地みたい!
 
 
子どもたちがどんどん
木の枝を持って行っちゃうのだとか(^▽^;)
 
 
 
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土管のトンネル
 

 

トンネルを抜けた先には
お日さまを浴びて金色に光る草がキラキラ
 
 
 
 

バケツに何十杯も泥をかきだした後、

ポンプで汲み上げた水を流します
 
 
水の音が、また いい音ルンルン
小さな流れができます
 
 
冬眠中だったカエルがびっくりして
橋の下に逃げていきました
 

 

 

 

ヤゴやーん

 
 
 
 
春になったら
いろんな生きものたちに会えるだろうな。ニコニコ
 
 
 
PTA会長さん、うちの服が
泥で汚れるのを気にされていたけど、
汚れてもいい服を着てたし
土や泥にまみれる作業は嫌いじゃないし、
 
 
池の泥かきをしながら、
 
 
春になったら、どんな葉が茂るんだろう…
夏になったら、どんな生きものが
やってくるんだろう…
 
 
 
四季の池の様子を想像しながら
作業をするのは 楽しかったニコニコ
 
 
 
手作りのすてきなビオトープ。
ぜひ四季を通して見てみたい!と思った
年末の池掃除でした。
 
 
 
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(うちは隣りの市の住民だけど、
なぜかこの小学校の花倶楽部に仲間入り。)
 
 
 
 
 
この本、おすすめですビックリマーク
 
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『池の水ぜんぶ“は”抜くな! 
外来種はみんなワルモノなのか
池田清彦 監修
月刊つり人編集部 編
(つり人社)
 
 
 
この小学校のビオトープを作った人たちは
外来種を「駆除」するのではなく、
外来種がいることも(それ自体が)自然なこととして
「共生」を考えていましたカエル
 
 
 
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『「池の水」抜くのは誰のため?
暴走する生き物愛』
小坪 遊 (新潮新書)
 
 
 
たくさんの人に読んでほしい二冊です。