まいど~
生きもの自然科学大好き
絵本講師のくがやよいです。
長かった二学期が終わりました。
終業式の翌日、ひどい頭痛がして
丸一日 泥のように眠りました。
翌朝目覚めるとスッキリ!
長靴、ゴム手袋、手ぬぐいを突っ込んだ
バケツをぶら下げて向かったのは、
車で約30分の所にある 真冬の池。
小学校のPTAの人たちのお誘いで
隣市の小学校のビオトープ清掃の
手伝いに行ってきました
池の周りに小さなどんぐりがいっぱーい
!
![お願い](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/025.png)
住宅街の小学校のビオトープ。
池の水はほとんど干上がっていて、
わーーい(^▽^)!
っとシャベルとバケツ持って池の中に突入~
大きな池だと
台風などで池の水がかき回されるけれど
小さな池なので
ヘドロがたまらないように泥かきをして、
はびこったハスの根っこを
掘ったり抜いたりしました。
この池には徳川家の家紋にもなっている
絶滅危惧種の三つ葉葵も生えていました。
ビオトープができて13年。
PTAの人たちの尽力もあり
年々小さな命が増えてきていて、
いろんなトンボが見られたり
夏には フクロウや
ウシガエルの鳴き声も聞こえるのだとか。
池の傍の大きな木。
疲れたら木陰のベンチで休憩します
鳥の巣箱もかけてありました
丸太や木の枝が突っ込んであって
潜り込むと、秘密基地みたい!
子どもたちがどんどん
木の枝を持って行っちゃうのだとか(^▽^;)
土管のトンネル
ポンプで汲み上げた水を流します
水の音が、また いい音![ルンルン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/087.png)
![ルンルン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/087.png)
春になったら
いろんな生きものたちに会えるだろうな。![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/024.png)
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/024.png)
PTA会長さん、うちの服が
泥で汚れるのを気にされていたけど、
汚れてもいい服を着てたし
土や泥にまみれる作業は嫌いじゃないし、
池の泥かきをしながら、
春になったら、どんな葉が茂るんだろう…
夏になったら、どんな生きものが
やってくるんだろう…
四季の池の様子を想像しながら
作業をするのは 楽しかった![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/024.png)
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/024.png)
手作りのすてきなビオトープ。
ぜひ四季を通して見てみたい!と思った
年末の池掃除でした。
(うちは隣りの市の住民だけど、
なぜかこの小学校の花倶楽部に仲間入り。)
この本、おすすめです![ビックリマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
![ビックリマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
『池の水ぜんぶ“は”抜くな!
外来種はみんなワルモノなのか』
池田清彦 監修
月刊つり人編集部 編
(つり人社)
この小学校のビオトープを作った人たちは
外来種を「駆除」するのではなく、
外来種がいることも(それ自体が)自然なこととして
「共生」を考えていました![カエル](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/167.png)
![カエル](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/167.png)
『「池の水」抜くのは誰のため?
暴走する生き物愛』
小坪 遊 (新潮新書)
たくさんの人に読んでほしい二冊です。