まいど~←?
生きもの自然科学だいすき!
絵本講師のくがやよいです
いっつもマニアックなブログに
お付き合いくださり
誠にありがとうございます<(_ _)>
先週の給食に、めちゃくちゃ美味しい
「イカの甘酢炒め」が出ました。
お昼の放送で5年生の子が
給食メニューの解説と
イカとタコの違いを説明してくれていました。
敵から身を守るために
イカが吐く墨は塊になっていて
それがうまみの成分でもある。
いうなれば、分身の術。
一方、タコが吐く墨はさらっとしていて
水中に広がるが、うまみ成分がない。
いうなれば、目くらましの術。
なのでイカスミ料理はあるけど
タコスミ料理はない のだそうだ。
へぇ― そやったんや(・∀・) ←知らんかった!
放送室に行ってみると、
放送が終わって、ほっとして
ため息ついてる5年生の子がいました。
放送めっちゃ分かりやすかったでー
と声かけると、
その子は にこっと笑顔になって
「緊張した~~(^▽^;)」
・・・分かる。
うちも年に一度(あるかないか)くらいで
ラジオに出るとき、舞い上がってまうし、
放送って取り返しがつかんよな
言葉に気ぃつけよう、って
めっちゃドキドキするもんな。
絵本読むだけでもそんな有様やもん
大人でも、慣れんわ。(^_^;)
イカとタコの解説を聞いて
イカとタコの絵本っていろいろあるよなー
っと思いつつ
こんなのや
こんな絵本
(じいちゃんとまご… めっちゃオモロイ!)
この絵本↓ は絵本講師の先輩が
「ママさんも子どももめっちゃ笑うよ!」って言ってたけど
ティーンエイジャーと読んだら、「しーーーん・・・」
ってなって、それ以来トラウマで読めない絵本!
もあるけど
ムクムクと思い浮かんできたのはこの絵本!
『深海の超巨大イカ』新日本出版社
しかも、
NHKスペシャル
深海プロジェクト取材班・編。
科学者、エンジニア、潜水艇のパイロットらで結成された国際調査隊が
史上最大のイカ「ダイオウイカ」の深海探査と撮影に挑んだ写真絵本!
・・・面白くないわけがない
小笠原へと向かう母船 アルシア、
最新型の潜水艇ディープローバーとトライトンで目指すのは
深海の秘境「トワイライトゾーン」
最新の機材や潜水艇の写真も満載で
メカニック好きな子もワクワクするでしょう
そして、調査隊のリーダーは
ダイオウイカ研究の第一人者
国立科学博物館の窪寺恒己博士!
打ち上げられたダイオウイカと窪寺博士の過去写真拝借!
潜水艇に乗り込んでワクワクしている
少年のような笑みが
「あー、窪寺博士!」って感じです
(窪寺博士のこの本↓「おもろいで!」って持っていったら
分厚い本なのに5年生たちが回し読みしてました)
『ダイオウイカ、奇跡の遭遇』(新潮社)
奇跡的に邂逅したダイオウイカの
とげがある吸盤や
獲物をかみ砕くくちばし、
長い触腕、大きな目、水を吐く漏斗、
泳ぎながら金色から銀色へと変化していくボディー・・・
海洋の神秘に迫る
調査隊の真剣さと緊張が
絵本からひしひしと伝わってきます!
そして、
初撮影に成功した瞬間の
研究者たちの表情といったら・・・
(24ページ!)
ダイオウイカを追い求める
本気の大人たちの挑戦を
子どもたちに、ぜひ、見てほしい、
感じてほしい、
おすすめの一冊です!!!
…本日も超~~マニアックでございました。<(_ _)>
(わかっちゃいるけど止められない。。。)
★「深海の絵本」特集記事はこちら↓