まいど~
生きもの大好き絵本講師のくがやよいです。
たまには夏の花を (このところカエルばっかりなので。)
月に一度、小学校の仕事のあとに
カモのいる保育所に絵本を読みにいきます。
この保育所の子たち、
絵本もおはなしも生きものも だーいすき
二歳の子もストーリーテリングを聞いています。
ザリガニ、カミキリムシ、カマキリ、メダカ、オタマジャクシ、、、
いろんな生きものを連れて行くと
興味津々で覗き込みます。
この日はカエル熱が冷めやらぬまま
ツチガエルとオタマジャクシ各種、
ちっこいの、中くらいの、足の生えたのをバケツに入れて連れて行きました。
田んぼにいる このコたちを
このように。 (ちゃんと鼻先出して息してる~^^)
この日は最初に七夕さまの歌を
子どもたちが歌ってくれました。
読んだ絵本は、図書館ボランティアの相方さんが
まずこの2冊を。
『しんごうきピコリ』
ザ・キャビンカンパニー/作・絵
あかね書房
『おたすけこびと』
なかがわちひろ/文
コヨセジュンジ/絵
徳間書店
のりもの絵本は、やっぱり、鉄板!
子どもたち、食い入るように見てました。
相方さんは手遊びを交え、
子どもたちを惹きつけながら
おはなし会が盛りあがるように読んでいました。
・・・それに引き替え、仕事帰りのわたくしは、
校門を出た瞬間に脳内アドレナリンの放出が止み、
ヘロヘロのワカメ状態。
(休み時間に遊び過ぎや。。)
惹きつける力も盛り上げる余力もなく、読み方はまったくの、素。
そこで、鳴いたんです、
連れて行ったカエルが。
子どもたち、何人かカエルを見に行ってしまいました。
・・・・しゃーなし。
やっぱり本物がいいもんね。
何冊か持って行った中で、「これ読んで!」と
リクエストされて読んだ絵本は、
北村直子さんの『だっぴ!』(こぐま社)
去年の今頃も読んだっけ、
『へんしん おたまじゃくし』
福山欣司/監修、 榎本功/写真
ひさかたチャイルド
小さなおたまじゃくしがだんだんと大きくなって
やがてしっぽが吸収され、カエルになるまでのおはなし。
ページごとに成長していく アマガエルのおたまたち。
写真の横に 実際のおたまの大きさが書かれていて、
連れて行った おたまじゃくしたちが
ちょうどこの絵本に出てくる大きさ!
「これぜーんぶ、そのバケツの中にいてるよ。」
おはなし会の後は、カエルとおたまの観賞タイム。
子どもたち、小さな頭を突き合わせてバケツに
群がる群がる・・・。
手に乗せてあげようとすると
ぴょんと飛び出したちっこいカエルが
ウッドデッキの床板の隙間に入ってしまって
そうっとつぶれないように助け出すのが大変でした。
カエルとおたまは保育所に里子に出して帰りました。
その帰り道。
去年、6年生だったUくんにバッタリ!
中学生になり、背がぐんと伸びていました。
「元気~?今も野球やってるん?」
「はい!」
とにっこり笑った凛々しい眉の下の優しい眼。
変わってないなぁー。
(Uくん、思春期の絵本講座でお話している
『バッテリー』を読んでいた、彼です)
子どもたちの七夕さまの歌が聴けたり
部活帰りのUくんに会えたり。
今日も読み聞かせに行けて よかったな~^^
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だっぴ!
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