まいど~ホヌ

生きもの大好きドキドキ絵本講師のくがやよいですニコ

 

 

 

新聞を読んでいると時々、「あっ、あの絵本!」 

と 記事とリンクする絵本があります。

 

 

 

なぜか自然科学絵本が多いんですけどね。。。(やっぱりか)


 

 

 

記事とリンクした絵本その①はこちら下矢印 オオカミの絵本と本でした。

 

 

 

 

 

最近、絵本とリンクした新聞記事は、

 

 

 

アカウミガメが本能と学習で太平洋を一周するという

毎日新聞(2018.11.16)朝刊の記事。

(書かれたのは、須磨海浜水族園の石原孝さん。)

 

 

 

日本の砂浜で、人が一番出会う機会が多いウミガメは

アカウミガメなのだそうです。

 

 

アカウミガメの赤ちゃんは

生まれながらにして体の中にコンパスを持ち、

その時々に向かうべき方角を

地磁気の仰角や強さから定めているようです。ハッ

 

 

はるか一万キロ離れたメキシコの沿岸に

泳いで辿り着く子ガメもいるそうです。ハッ

 

 

成長したアカウミガメが日本方面へ帰るのは

生まれて20~30年ほど経った頃なので

それだけの間学習した地図が記憶されていることも驚きです。ハッ

 

 

数十年をかけて太平洋を一周するアカウミガメの旅は、

小さな体に組み込まれた複雑な本能と、

学習によるアップデートによって成り立っているのだそう。。。

 

 

 

人間が コンパスや船や地図、レーダーなど

いろいろな技術を駆使して(うちなんて使うこともできんわぃ)

やっと成し遂げられることを、

体一つで、

単独で、

しかも赤ちゃんの頃からやってのけてしまう・・・

 

 

その存在だけで じゅうぶん愛おしいのに、

ウミガメ、すごい。

 

 

『いけいけ どんどん! ウミガメたちの ものがたり

宇治勲/絵と文

PHP

 

 

 

この絵本には、最小限の言葉と、力強い絵で

その営みが描かれています。

 

 

孵化した瞬間から、捕食され、

淘汰されていく様子も・・・・。

 

 

海の中を何万キロも悠々と泳ぎ、大きくなって

産卵のために帰ってきたウミガメの

なんと たくましいことよ。。。

 

 

 

生きものって、本当にすごい。

野生の生きものに出会ったその瞬間に

色々なものにぬくぬくと

守られながら生きている 私たちヒトと

野生の中で生きている 生きものたちとの

圧倒的な差をはっきりと感じます。

 

 

「生きものの中でヒト(人間)が一番優れている」

なんて 絶対に思えません。

(耳に耳タコですねー。何回もすいません)

 

 

 

タコさん )))))

 

 

 

 

いつだったかなぁ、養護施設で読んだとき、

「いけいけ!どんどん!」って

車椅子の上で体を揺らしながら

何回も、何回も、いっしょに言ってくれた人がいましたねー

 

 

 

 

 

 

ほかにもリンクした記事と絵本があったけど、

長くなるので また今度 パー)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★子どもたちに名作絵本や児童文学を届けようと思っているみなさんへ。★

 

★「絵本の森と子どもの空」でご紹介した絵本のリストはこちら★

   ↑クリックするとページに飛びます。↑

★絵本講師くがやよい・毎月のおすすめ絵本はこちら★

 

 

 

 

【今後の絵本講座の予定は★こちら