まいど~あしあと 

生きもの大好きドキドキ絵本講師のくがやよいですニコ

 

 

 

レモンの葉っぱをお日さまにかざすと、

葉っぱの中に「満天の星空」が見えます。

『はっぱきらきら』キラキラ

(葉っぱの☆は、リモネンという成分の油点です)

 

 

 

11/3(土)、10(土)

好奇心が動き出す!子どもと読みたい自然科学絵本講座

無事開講することができました。

 


ご参加くださった皆さまに心より感謝したします!!!

 

 

 

(これは3日。駆けつけてくださった絵本セラピストの皆さん)

 

りすくんがブログに書いてくれました。ありがとう~^^

 

 

 

 

 

 

自然科学絵本の講座をしよう、と思ったのは

ひとりの男の子の言葉がきっかけでした。

 

 

6年生の教室で机を並べて給食を食べていたとき、

 

 

 

「なぁ、せんせー?

せんせー、生きもの好きやから言うけどさ、、、

おれ、心配やねん。

 

人間が

どんどん山をつぶしたり森の木を切ったりして

生きものを殺していくやろ?

すごくたくさんの生きものが殺されてるやろ?

おれ、心配やねん。」

 

 

 

 

Sくんに対する私の答え、、、は講座でお話しましたが

そのとき、大きな宿題を彼から手渡されたような気がしました。

 

 

 

 

 

西宮市に映画『火垂るの墓』の舞台になった池があります。

その池のほとりは自然保護林になっていて、

たくさんの鳥や生きものたちが暮らしていました。

 

 

 

カラスとヘビの戦い、なんてものも見られたりもしました。

 

 

 

でも、去年、その林は伐採され、開墾されて

マンションが建ち始めました。

 

 

 

その林に住んでいた鳥や生きものたちは

どこへ行ったんやろう・・・・

 

 

 

 

Sくんと同じことを考えながら

その高級マンションの前を通るたびに

暗い気持ちになってしまう自分がいました。

 

 

 

子どもの彼がこんなに心配しているのに

 

 

大人である自分よ、さて、どうするん??

 

 

 

 

 

 

 

長倉洋海さんの写真絵本『もりのこどもたち』

ヤノマミ族のリーダーである森の哲人アユトンは、

 

「商売人は山を見ると、あの山には何本ぐらいの木があって、

いくらで売れるかと考えるけど、

そこには多くの生きものたちが生きているんだよ」

 

そんな風に言っていました。

 

 

『もりのこどもたち』

長倉洋海/写真・構成

坂 文子/文

ひさかたチャイルド

 

 

 

 

 

自分にできることは なんやろう・・・

 

 

 

 

「生きものはみんな地球の仲間地球という

理科のGちゃん先生の言葉を思い出しました。

 

 

 

生きもののこと、自然のこと、

その多様さ、面白さに目を向けて

その素晴らしさを もっともっと知ってもらうために

自然科学や生きものに特化した絵本講座をしよう!

 

 

 

大好きな

生きものと自然と子どもをつなぐ絵本講座、

絵本を通じて

自然と生きものたちの素晴らしさを伝えたい!と思いました。

 

 

 

大切なのは、自然体験。

自分で 五感を働かせて体験すること。

さわって、見て、聞いて、匂いを嗅いで、味わうこと。(食べんでもええけど)

じっと目をこらせば、耳を澄ませば、自然の中のいろいろな命が見えてくる。

 

 

 

 

 

 

「知ることは 感じることの半分も 重要ではない。」

これは、『センス・オブ・ワンダー』の中のレイチェル・カーソンさんの言葉です。

 

image

レイチェル・カーソン/著

上遠恵子/訳

森本二太郎/写真

新潮社

 

 

 

頭で覚える知識じゃなく、自然の中で経験することが

どれだけその子の感性を深く豊かにしてくれることか。

 

 

 

でも、外へ出られない子もいる。

こども病院で読んだ自然科学絵本のこともお話しよう。

 

 

 

日々接している子どもたちのつぶやきや

出稼ぎ先の ムササビが飛ぶ森での体験、

野生生物研究所所長の奥山さんに教えてもらったこともお話しよう!

 

 

 

講座では、紹介する絵本が

いいものであることが絶対条件。

 

 

 

動物、鳥、魚、水辺の生きもの、

両生類、爬虫類、昆虫、微生物、

植物、樹木、木の実、種、

山、川、海洋、気象、鉱物、

自然にふれよう、生きものと遊ぼう、

にんげん、からだ、

図形、数、

恐竜、骨、

天文、宇宙、

技術、乗り物、科学遊び・・・・まだまだいっぱい!

 

 

 

 

 

自然科学絵本という「パンドラの箱」を開けてしまって

その裾野の広さに あわあわしながらも

たくさん、たくさん、たくさん、、、、読みました。

 

 

 

(講座に持参した精鋭絵本たち。 Photo byネリさん)

 

 

 

 

アンテナをビンビンに立てて、

そのセンサーを曇らせないように

自分の周りのあらゆることを絵本講座の糧にして、

 

 

「自然科学絵本のことなら久賀に聞け!」

と、いつか言ってもらえるような、自分らしい絵本講座をしていきたい。

 

 

 

 

 

 

またひとつ、ライフワークにしたいことを見つけてしまった。

 

 

 

 

 

Sくん、ありがとう!

 

(つめ、切ってこいよー!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

好奇心が動き出す!

子どもと読みたい自然科学絵本

パワーアップ篇マッチョハッ

 

もとい、

 

幼児~低学年 篇 2019年2月16日(土)am10:00-12:00

 

高学年 篇  2月23日(土) am10:00-12:00

 

西宮市立若竹生活文化会館にて来年開講予定です。