まいど~
生きもの大好き絵本講師&理科支援員の くが やよいです
理科室文庫に 月の絵本を揃えました。(※理科室文庫とは)
6年生の理科は、月の単元に入ります。
おすすめの月の絵本、いっぱいあります
ファンタジーも入れたかったけど・・・・ここは、授業関連ってことで(^_^;)
図書室の科学絵本を連れてきました。
この中で、一番のおすすめ絵本は、
『月を知る!』
吉川 真/監修
三品隆司/構成・文
岩崎書店
6年生、先生~!
この絵本めっちゃいいですよ~!
っと、声を大にして言いたい
理科の、地球から見た月の満ち欠けのところ、難しいねんもん。。。(^_^;)
事実は変わらないけれど、この科学絵本、何といっても 新しい。
内容を大きく4つに分けると、
「月の科学」
「月面の世界」
「月と文化」
「月への挑戦」
この中にさらに細かく分かれた項目があって、
いろんな面から月へのアプローチがされていて興味深いです。
例えば、「月と文化」でとりあげている「家紋」。
月も人気の図案だったらしく、
戦国武将が鎧兜につけた紋章にも三日月の形のものがあったり、
月と星、月に八曜、月と水、
月に北斗星、月に雲、格子に月など 色んなものと組み合わされています。
そういえば、家紋って、自然のモチーフがほとんどちゃうかなー。
そして、「体についた月」。
胸、腹、腰、脈、肩、肺、肝臓、胃、腸
漢字についた月は「肉月」といって、本当は天体の月とは関係ありません
それから、「月にちなんだ食べもの」。
といえば・・・・月見うどん!(そば!)
月餅(げっぺい)や、クロワッサンも
クロワッサンは、17世紀、ウィーンに攻め入ったトルコ軍を破ったことを記念して
トルコ国旗の三日月になぞらえてパンを作ったことが始まりと言われているそうです。
月と星をデザインした国旗や旗はいくつもありますね。
(エルトゥールル号の映画『海難1890』のワンシーンで
トルコ国旗に似た日本の家紋を
トルコにお土産として持ち帰ろうとしたシーンがありました)
(海に沈む、月と星の家紋)
・・・・どんどん授業内容とは離れていくけど
こういう雑学や脱線話が じつはおもしろかったりして
この絵本は、写真がかっこいい!
『月のかがく』
渡部 潤一/監修
えびなみつる/絵・文
中西 昭雄/ 写真
旬報社
この絵本については過去記事
「5・6年生が群がる絵本!@理科室」を。(やっぱり男子は・・・笑)
そして、この絵本もおすすめ。
『月の満ちかけ絵本』
大枝史郎/文
佐藤みき/絵
あすなろ書房
とてもわかりやすく月の満ち欠けのメカニズムが書かれています。
子ども向けかと思いきや、大人も楽しめる絵本です。
やっぱり絵本は、
絵を読むだけで
絵(または写真)が物語ってくれる
ってところが、大きな魅力のひとつやなぁーって思います
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