まいど~
絵本講師の くが やよいです
先日の日記から間が空いてしまいましたが
いろーーんなことがありました。
①ラグビー部の卒部式と卒部試合。
思いが溢れすぎて・・・いつか記事に書けたらいいなー。
②絵本講師・養成講座で共に学んだグループの同窓会。
今年も全国から仲間6人が集まり、話に花が咲きました
人生の中でこれほど濃密な絵本と本の話ができる時間は
(私の場合)他にはありません。
③中学校の卒業式
3年生の合唱がすごすぎて・・・今も歌声が耳に残っています。
そして、校長先生の言葉が「ガツーン!」と来ました。
(子どもたちへのはなむけの言葉だったけど・・・私の人生の岐路になるかも。)
④絵本カフェと絵本講師のステップアップ講座に行きました。
私たち講師は伝えることを優先しがちだけれど、実は、
相手の気持ちになり、聴く耳を持つことが大切なのだと・・・
先輩講師の言葉にハッとさせられました。
⑤画家の藪内正幸さんの原画展に行きました。
藪内正幸美術館館長の藪内竜太さんの講演があり・・・
す―――――ごくよかった
いつか記事に書きます
さて、先日、保育所で読んだ絵本の続きです。
「これ、めっちゃおもろいなぁー!」
と思って 持って行ったのは
『なずず このっぺ?』
カーソン・エリス/さく
アーサー・ビナード/やく
フレーベル館
まず、タイトルからして素晴らしい
文字の中にいろんな生きものがいっぱい
の下の点がダンゴムシ~~
ページをめくる毎に少しずつ変化していく
絵を見る楽しさがいっぱいです。
絵本講師・養成講座の講師でもある
訳者のアーサー・ビナードさんは
ネイティヴの私たち以上に
言葉の感性が鋭い人です。
まるで、鞘に収めた
研ぎ澄まされた日本刀
を抱いているみたいな感じがします。
(でも 危なくはないです)
『なずず このっぺ?』
これ、じつは昆虫語なのです。
(名訳!というより、ほぼアーサーさんのオリジナルちゃうかなー)
カエル語で書かれた絵本に草野心平さんの
『ごびらっふの独白』
草野心平/詩
いちかわなつこ/絵
齋藤孝/編
ほるぷ出版
があるけど、虫の言葉もなかなか面白いです。
私は生きものが好きすぎて、
「ききみみずきん」みたいに
「生きものたちの言葉が分かったらいいのになぁ~」
っていつも思うけど、この昆虫語は分かりました
この絵本を、言葉を求めてる子どもたちと読んでみました。
なずず このっぺ?
わっぱど がららん。
じゃじゃこん!
コロジン!
コロジン!
コー!ロー!ジーン!
ムクジャランカ?
ムクジャランカ!
にきざりき ムクジャランカ!
ムクジャランカ ぽしゃり!
・・・
じゃじゃこん!
(青文字は本文からの引用です)
「な、なんじゃこりゃ??」
な 言葉かもしれないけど
ぜひ、絵を見ながら読んでみてください!
(なんだか『サルビルサ』に通じるものがあるなぁ~(^m^)
途中から、子どもたち
「なんでやねーーーん」の大合唱
そして、やっぱり言葉が聞きたいのか
季節が巡るシーンで
4見開き続く 字のないページでは
「なんで なんにも
いわへんのー?」
・・・どんだけ何か言うて欲しいねん
最後は大好きなこの絵本を。
『ひなたぼっこいし』
すとう あさえ/さく
はた こうしろう/え
福音館書店
『ひなたぼっこいし』の記事はこちら★
だんごむしちゃんたちが
とかげちゃんと かなへびちゃんの
滑り台をすべるシーンでは、
「わぁー、
いいなぁ~~」
と 大喜びでした
もうすぐトカゲやカナヘビ、
生きものたちが動き出します。
待ち遠しいなぁー
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