いよいよACLの決勝戦、マリノス対アルアインのファーストレグは、マリノスのホームゲーム、横浜国際総合競技場で開催される。
リーグ戦に比べ、動員数の少ないACLだが、そこは決勝戦、マリノスファミリーが大挙して駆けつけた。
バックスタンドとメインスタンドは、二階スタンドまで埋まり、ゴール裏北スタンドは、試合前から隅々まで闘志充実、熱気に包まれていた。
マリノスの先発メンバーは、
GKウィリアムポープ、
DF松原、畠中、エドゥアルド、永戸、
MF喜田、植田。ナムテヒ、
FWヤンマテウス、アンデルソンロペス、エウベル
連戦続きで苦しいところだが、ベストメンバーを組むことができたようだ。
スタジアム全体がチームを後押しする、最高の雰囲気の中で、19時のキックオフを迎える。
緊張感のある立ち上がりながら、マリノスは積極的に攻めていく。
しかし先制ゴールはアルアイン、快速でエドゥアルドが振り切られ、ゴール前に持ち込まれた。
さらに痛恨の追加点と思ったが、VARが介入してノーゴール、助かった。
その後、マリノスはビッグチャンスが重ねながらも、前半は0対1のビハインドで終了。
反撃に転ずるマリノス、ヤンマテウスの折り返しを植中が頭でゴールに叩きつけ、同点に追いついた。
さらに、CKからまたしてもヤンマテウスのクロス、これを交代出場の宮市、渡辺皓太と繋いでついに逆転した。
オフサイドフラッグが上がるも、VARがゴールと判定した。
絶え間なく声援を送り続けるスタンドに応える選手たちは、最後まで力強く戦い抜き、ホームのファーストレグを勝利で飾った。
ここまで来たんだ。必ず獲るぞアジアの頂点を。