いざ秩父宮ラグビー場へ | fc2 yokohama リターンズ    ★★★★★

 ジャパンラグビーリーグワンD1第4節、三菱重工相模原ダイナボアーズ対横浜キヤノンイーグルスの一戦は、ダイナボアーズのホストゲーム、秩父宮ラグビー場での開催となる。

 

 秩父宮といえば、ラグビー東の聖地、ファン歴4年で初めて足を踏み入れることになった。

 

 

 

 独特の雰囲気があるスタジアムが華やかに彩られていた。

 

 場外のイーグルスショップで、カノンちゃんグッズを購入してから、おもむろに入場した。

 

 

 昭和の香りが残る場所、改修はされているのだろうが、スタンド裏あたりでは、旧国立競技場を思い出す風景があった。

 

 

 今日は、日差しを避けてメインスタンドでの観戦、ところが曇り空でだいぶ冷え込んでいる。

 

 開幕戦でもらったイーグルスのフリースポンチョが真価を発揮した。

 

 

 横浜キヤノンイーグルスにとって、ダイナボアーズは、神奈川ダービーを盛り上げる盟友だ。

 

 今日のチケットも、イーグルスサポーターズクラブ向けの優待で購入することができた。

 

 

 そのダイナボアーズ、着々と力をつけてきている。

 

 イーグルスも強くなってはいるが、どんどん強敵に成長していくようだ。

 

 

 前回相模原での試合時は、場外に多くのキッチンカーが出ていて賑わっていたが、今日は場内売店のみ。

 

 

 品揃えはまあいいとして、生ビールがプレミアムモルツとはいえ、850円もする。

 

 ラグビーファンたるもの、飲まないわけにはいかないとはいえ、2杯めは600円のホットワインにした。

 

 と思ったら、スタンドに売り子ちゃんが登場、缶だがプレミアムモルツが650円だ。

 

 3杯め4杯め5杯めはもちろんこっちにした。

 

 

 地震で亡くなったかたへの追悼、黙祷ののち、キックオフは14時10分。

 

 カウントダウン後になぜか一度やり直して試合開始。

 

 

 ダイナボアーズが強い。

 

 3分に先制トライを決めると、2度目のトライ後、再開してすぐトライ、あっという間に8対22となった。

 

 

 前回の対戦も、前半はダイナボアーズが大量リード、しかし後半イーグルスが大逆転という試合になったが、これは強い風が大きく影響していた。

 

 今日はほとんど風もない、大丈夫かイーグルス。

 

 

 しかし、そこはイーグルス、徐々に攻撃がはまり出し、残り15分で3トライを決め、前半を20対22で折り返した。

 

 

 後半は、イーグルスが優位に試合を進める。

 

 

 前半、キックを2本失敗した田村優は、小倉順平にキッカーを譲り、その小倉がペナルティゴールを決めて逆転に成功した。

 

 

 接触したデクラークが交代した後、ダイナボアーズはシンビンで14人となる。

 

 イーグルスはこの間に2トライで引き離すが、ダイナボアーズも追いすがる。

 

 

 熱戦が展開されるうち、曇天の空は徐々に暗くなってきた。

 

 しかし、一向に照明塔に灯が入る様子がない。

 

 

 結局、試合終了、観客退場まで、照明は点灯しなかった。

 

 

 ダイナボアーズのペナルティゴールが決まって、40対35の僅差となるが、イーグルスが逃げ切って勝利した。

 

 

 積極的で激しい試合に、8,541人の観客は大きな拍手を贈った。

 

 

 スタジアムも趣きがあるし、ぜひまた来たいと思う。