勝負を決めるエジガルジュニオ | fc2 yokohama リターンズ    ★★★★★

 雨様の横浜、日産スタジアムでは、明治安田生命J1リーグ第16節、松本山雅戦が開催された。

 

 今季のリーグ戦も、半分を消化するということになる。

 

 

 横浜スタジアムでは、ベイスターズが、初回から6点を失い、7点を取り返すという豪快過ぎる試合を展開中、このときは、まだリードしていた。

 

 この雨の中で、長い試合を観戦しているハマスタの皆さんの身体が気遣われる。

 

 

 前節、清水に逆転負けを喫したマリノス、チームの中心であるマルコスジュニオールを出場停止で欠くのも痛い。

 

 

 そのマリノスの先発メンバーは、

 GKパクイルギュ、DF和田、チアゴ、畠山、ティーラトン、

 MF喜田、天野、山田、

 FW仲川、エジガルジュニオ、遠藤。

 

 2列目に入る山田、さらに好調のエジガルジュニオに期待したい。

 

 

 松本山鹿は田中隼磨が先発出場、頑張ってるのは嬉しいが、身体のほうは大丈夫なのか。 

 

 

 18時キックオフ。

 

 前半からボールを支配するマリノス、松本山雅は5-3-2のブロックで守備を固めてくるが、果敢にパスを回し、ゴールに迫っていく。

 

 特に30分前後のパス回しは見応えがあった。

 

 しかし、何度かのチャンスは生かせず、またピンチを凌ぎ、前半は0対0で終了した。

 

 

 

 もう19時になるが、まだこの明るさ。

 

 今日は夏至だった。

 

 

 後半が始まると、松本山雅も反撃、暫しマリノス陣内での展開となった。

 

 なかなか松本山雅ゴールをこじ開けられないマリノスは、64分に山田に代えて大津を投入、打開を図る。

 

 するとこれが当たった。

 

 左サイドで相手DFを振り切った大津が、中央へ執念のパスを送ると、これをエジガルジュニオが受け、見事な反転からゴールを決めた。

 

 エジガルジュニオ、それでこそFWだ。

 

 

 その後も、大津は気迫のこもったプレーで、前線をかき回す。

 

 そして、ロスタイムに入ると、敢えてゴールは狙わず、しっかりボールをキープして時間の経過を待った。

 

 

 試合は、そのまま振り切り、マリノスが勝利した。

 

 松本山鹿のシュートミスも目立ったが、このチームで1対0での勝利は大きい。

 

 

 エジガルジュニオは、これで得点ランキングトップに立った。

 

 

 マルコスジュニオール、仲川と、互いにアシストし合い、互いにゴールを重ねてほしいもんだ。

 

 こんな、複数のストライカーが、得点ランキング上位に名を連ねるなんて、マリノス史上空前の事態だ。