今日は、連敗を脱したベイスターズを、おれ自身で応援すべく、ハマスタにやってきた。
ライト側外野スタンド、500番ってのは、ポール際の席だ。
今日の先発は今永。
エースが登板するときには勝たねばならんのだ。
午前中は雨も降っていたが、試合開始前から日本晴れとなった。
雨よりはもちろんいいんだが、日差しがきつい。
今永は、投球数やや多めながらまずまずの立ち上がりだったが、東京ヤクルト先発スアレスは、ノーヒットピッチングを続ける。
なかなか、得点の兆しがないとはいえ、好投を続ける今永を見殺しにできない。
0対0で迎えた、東京ヤクルトのラッキー7、一死二、三塁のピンチを迎え、打順は9番に。
ここで、欠場中のバレンティン以下、強力代打陣登場の予感に、おれたちライトスタンドは戦慄した。
が、ここで東京ヤクルトは、スアレスに打たせる選択、今永はスアレスを斬って取ると、後続も断って無失点に抑えた。
いろいろ事情はあっただろうが、おれから見れば、ここで勝負あった。
今永の出来からしても、ここで賭けなけりゃ、しかたがない。
その機を逸した後にやってきた、ベイスターズの主砲・筒香の2ランホームランは、ある意味予測通りの展開だった。
この暑さの中で、今永が粘り強く投げている中、なかなか勝機を見いだせない展開はつらかった。
だが、打つべき人がやっぱり打ってくれた。
8回表、最後の打者を一塁ゴロに打ち取った今永、ロペスからの送球をキャッチして一塁ベースを踏んだ後、勢い余ってライトスタンドに向けてガッツポーズ。
声援を送り続けていたおれたちに応えてくれた。
最終回は、山崎康晃が、若干場を盛り上げつつも、しっかり抑えつけての勝利となった。
連敗中はすべてがうまくいってなかった。
だが、今のベイスターズは、そんなに弱いチームじゃない。
5月は勝ち続けよう。
ファミリー客も多い、連休中のスタンド、ベイスターズ勝利に幸せな空気が漂う。
まだ時間は早いし、さあ、これから街に出て祝勝会をやるとするか。
今日のビールは、浮気なくキリンばかり4杯。
この後のことも考えて、多少なりとも自粛したわけだが、結局野毛と伊勢佐木で5杯くらい飲んじまった。
まあいいでしょう。