いましがた、代表の試合も終わったし、
昨晩のベイスターズを振り返ろう。
最後のサヨナラヒット以外は、
決して褒められたもんじゃないんだが、
相手はパシフィックの首位だ。
今のところは、結果オーライ、勝ったことでよしとしておきたい。
昨日の天気予報は、荒れ模様。
ちゃんとナイターができるか、これがまず気がかりだった。
予報では、21時頃には雨が降るとのこと。
交流戦だけに、セカセカ投げてパカパカ打って、
テンポよく進行してほしいところだ。
対戦相手が、パの在阪チーム、
それにこの天気とあって、観客は少なめだった。
(1万人ちょい)
風もかなり強く、涼しい。
ビールを飲むには、このくらいの陽気もなかなかいいもんだ。
ベイスターズ、先発は久保。
結果的に6イニング3失点とはなったが、
四球もなく、テンポ良く投げた。
一回裏、オリックス松葉が、石川に死球を食らわせた。
”痛いじゃないか、気をつけろ”
と、おれは怒ったが、
その後、久保も平野に当てちまった。
すまん。
治療を終えて一塁に向かった石川を、
T-岡田が帽子をとって迎えたのが印象的だった。
初回、五番に入った多村が2点タイムリー、
二回には荒波のタイムリーが出て3対0とした。
よし、こうなりゃ早く五回まで持ち込もう。
と、そうはオリックスが許してくれない。
それでも、五回に同点とされた後、
梶谷のタイムリーでまた1点勝ち越しに成功した。
これから継投で乗り切るぞ、と加賀が登場した七回、
いよいよスタジアム上空に雨雲が到着した。
いきなり大降り。
加賀が2人、大原がイニングをまたいで2人、
ソーサが2人抑えていよいよ九回表だ。
よし、頼んだぞ三上。
雨も激しくなってくるし、寒い、早く終わりにして帰ろう。
そんなベイスターズファンの希望を裏切ったのが筒香だ。
なんでもない内野フライを落として同点のランナーを出しちまった。
三上も踏ん張ったが、二死から同点打を浴びて延長戦へ突入した。
なんで、こんな豪雨の下で延長戦をしなきゃならんのだ。
そうは言っても、こうなりゃせめて負けたくはない。
セットアッパーとクローザーを繰り出した後の十回表、
だが、まだこの男がいた。
長田が、ここを無得点に抑え、裏の反撃を待つ。
時刻は21時半を回った、ここで決めたい。
今日、最後まで残って応援した観客にとって、
試合を決めてくれた男のことは、決して忘れられないだろう。
金城の素晴らしいタイムリーヒット。
写真を見ると、
落ち切ったフォークボールの、凄いところを打っているなあ。
おれ自身はアサヒキリンアサヒサッポロエビスサッポロの6安打。
雨はともかく、このくらいの陽気のほうが、
美味くしかも大量に飲めるな。
もちろん、金城のおかげで最高の酔い心地になったぜ。