最下位でも勝てます | fc2 yokohama リターンズ    ★★★★★

 いましがた、代表の試合も終わったし、

 昨晩のベイスターズを振り返ろう。



 最後のサヨナラヒット以外は、

 決して褒められたもんじゃないんだが、
 相手はパシフィックの首位だ。


 今のところは、結果オーライ、勝ったことでよしとしておきたい。


 

 昨日の天気予報は、荒れ模様。

 ちゃんとナイターができるか、これがまず気がかりだった。





 予報では、21時頃には雨が降るとのこと。


 交流戦だけに、セカセカ投げてパカパカ打って、

 テンポよく進行してほしいところだ。




 対戦相手が、パの在阪チーム、

 それにこの天気とあって、観客は少なめだった。

 (1万人ちょい)


 風もかなり強く、涼しい。

 ビールを飲むには、このくらいの陽気もなかなかいいもんだ。





 ベイスターズ、先発は久保。


 結果的に6イニング3失点とはなったが、

 四球もなく、テンポ良く投げた。


 

 一回裏、オリックス松葉が、石川に死球を食らわせた。


 ”痛いじゃないか、気をつけろ”

 と、おれは怒ったが、

 その後、久保も平野に当てちまった。

 

 すまん。


 治療を終えて一塁に向かった石川を、

 T-岡田が帽子をとって迎えたのが印象的だった。



 初回、五番に入った多村が2点タイムリー、

 二回には荒波のタイムリーが出て3対0とした。



 よし、こうなりゃ早く五回まで持ち込もう。

 と、そうはオリックスが許してくれない。


 それでも、五回に同点とされた後、

 梶谷のタイムリーでまた1点勝ち越しに成功した。


 これから継投で乗り切るぞ、と加賀が登場した七回、

 いよいよスタジアム上空に雨雲が到着した。


 いきなり大降り。





 加賀が2人、大原がイニングをまたいで2人、

 ソーサが2人抑えていよいよ九回表だ。


 よし、頼んだぞ三上。

 雨も激しくなってくるし、寒い、早く終わりにして帰ろう。



 そんなベイスターズファンの希望を裏切ったのが筒香だ。

 なんでもない内野フライを落として同点のランナーを出しちまった。


 三上も踏ん張ったが、二死から同点打を浴びて延長戦へ突入した。


 なんで、こんな豪雨の下で延長戦をしなきゃならんのだ。


 

 そうは言っても、こうなりゃせめて負けたくはない。

 セットアッパーとクローザーを繰り出した後の十回表、

 だが、まだこの男がいた。


 長田が、ここを無得点に抑え、裏の反撃を待つ。


 時刻は21時半を回った、ここで決めたい。


  


 今日、最後まで残って応援した観客にとって、

 試合を決めてくれた男のことは、決して忘れられないだろう。


 金城の素晴らしいタイムリーヒット。


 写真を見ると、

 落ち切ったフォークボールの、凄いところを打っているなあ。




 おれ自身はアサヒキリンアサヒサッポロエビスサッポロの6安打。


 雨はともかく、このくらいの陽気のほうが、

 美味くしかも大量に飲めるな。



 もちろん、金城のおかげで最高の酔い心地になったぜ。