この勝利から再出発だ | fc2 yokohama リターンズ    ★★★★★

 ACLの予選リーグも折り返しとなる、 

 ホームのメルボルンヴィクトリー戦を迎えた。


 


 新横浜でも、このとおり桜が開花していた。


 心が穏やかになごむが、

 試合については、あまり呑気に構えてもいられない。





 マリノスは、ACLまだ未勝利。

 こうなると、星勘定以前に、日本を代表して出場する、

 チャンピオンクラブとしての意地を見せねばならない。


 今日のメルボルン戦に勝てないようでは、

 この後の2試合に勝つことは難しくなる。


 それに、Jリーグでも連敗し、

 公式戦3連敗中になってしまった。


 このホームでの試合で、必ず勝利がほしい。





 マリノスのメンバーは、

 GK榎本、DF小林、ファビオ、中澤、奈良輪、

 MF小椋、中町、兵藤、俊輔、藤本、

 そして1トップは伊藤翔だ。


 サブにはドゥトラも入っている。


 


 アップを見守るマリノス君。

 

 今日、勝ちたい思いはみんな一緒だ。


 

 前半、相手選手がマリノスのボックス内で倒れる。


 あー、昨日の広島の試合だったら、これPKだな…なんて思ったら、

 えっ、本当にPKだと?

 

 しかも、抗議の兵藤にすぐイエローカード、

 おいおい、ACLってこんなのばっかりなのか?


 PKを決められ0対1となる。



 おれ自身、腐りかけたがすぐに思い出した。


 先日の広州戦でもこんなことがあった。

 

 こういうジャッジをする審判なのかも知れない。

 

 すると、ほどなくメルボルンの選手がファールを取られ、

 躊躇なくイエローカードが出た。


 なるほど、

 依怙贔屓とか、不正じゃないんだったら、これは仕方ない。



 徐々にペースを握ったマリノスは、

 前半に伊藤翔の技ありのシュートで同点、

 さらに、ゴール前で中町が冷静に狙って逆転に成功した。


 後半は、マリノスが押す展開になる。


 メルボルンもなかなか手強かったが、

 まあアウェーならこんなもんなのか。



 兵藤が3点目を決め、

 最後の失点は余計だったが、今日は勝つことが大事だった。


 最近点が取れなかったから、この3ゴールも大きい。



 マリノスは蘇ったぞ。



  

 伊藤翔は、連敗にもかかわらず応援してくれるファンに、

 恩返しがしたかったと話してくれた。


 中町は、マリノスの力が集まれば、まだまだこんなもんじゃない

 と、力強く語った。



 ACLも、最後まで戦い抜こう。