波戸康広引退試合の模様は、
tvkでも放映されたから、見た人も多いだろう。
本当に懐かしく、楽しい試合だった。
と、いうわけで、当日の画像を見ながら、
参加してくれた選手のことをいろいろ話してみたい。
画像は適当に撮っただけだし、話も思いつくまま、
その点ご了承願いたい。
試合前半、マリノスのメンバーは、
GK榎本達也、
DF栗原、中澤そして河合竜二、
全員現役の、強力な守備陣だ。
河合は、小野伸二の札幌入りで張り切っていると聞いた。
守備的MFの位置には、柳相鉄と遠藤彰弘、
その前は右に佐藤由紀彦、左に清水範久、
センターに中村俊輔。
俊輔は、OBたちに気を遣い、
決定的なパスを出したり、フェイントで露骨に抜いたりすることなく、
控えめにゲームをコントロールしていた。
清水は、今タイにいると、tvkで言っていたなあ。
柳さんも、日本に横浜に来てくれて嬉しい。
福富町の韓国料理店には行ったんだろうか。
マリノスのゲームメーカーは、現役の佐藤由紀彦。
2年前の直樹メモリアルでも、いい動きだった。
この人を、たった2年で放出してしまったのが、
いまさらとはいえ、本当に惜しまれる。
まだまだできるじゃん、っていう引退組も多い中、
ちょっと無理だな…って思ったのが遠藤。
往年の切れのあるドリブルは全く見られなかったけど、
それでも一生懸命走ってくれた。
そして2トップは、現役の坂田大輔と久保竜彦。
久保は、たたずまいは本当に昔のままだ。
坂田は、この試合でも、
相変わらずのスピードスター振りを見せてくれた。
試合開始直前の三浦淳寛、今日はピッチ上を縦横無尽の活躍だった。
去年、ここで引退試合をしたんだったな。
笑顔の先には、今日の主役がいる。
今日も、この男がやってきた。
奈良で頑張っている岡山一成。
久々に三ツ沢のスタンドを盛り上げてくれた。
1997年の横浜ダービー、
この男がデビュー戦で2ゴールを決め、マリノスに勝利をもたらした。
今日は、盛り上げ&お笑い役に徹したため(?)、
前半途中から出場したがノーゴール、
後半はセンターバックにされてしまった。
マリノスの後半のメンバーは、
小村徳男、中西永輔、平間智和、端戸仁、
トップは外池大亮と安永聡太郎。
外池とか、B級に懐かしい。
先輩たちに遠慮なくゴールを決めた端戸。
今日、唯一の若手選手だ。
なぜ、端戸が選ばれたのか?
スケジュールとか、人間関係とか、そんな理由だったのかも知れないが、
波戸アンバサダーの、端戸に対する期待の表れと、おれは解釈したい。
今は沖縄で活躍中の現役、永井秀樹。
今日は、フリューゲルスで出場したが、
波戸アンバサダーと一緒に、マリノスに移籍してプレーした。
吉田孝行、佐藤一樹も今日は出場。
大宮と浦和とか、長野と松本とか、東京と東京とか、
”禁断の移籍”なんて言われているけど、
横浜では、このときの移籍に限らず、
ハマシーとマリノスの間でも、そんな言いかたをされたことがない。
ゴールを決め、スタンドの声援に応える波戸アンバサダー、
楢崎正剛も笑顔だ。
久々に”マモーレ・ナラサキ”を受けていたなあ。
最後は、波戸アンバサダーの胴上げでシメ。
楽しくて、あっという間の90分だった。
参加してくれたOBそして現役選手の皆さんに感謝したい。
マリノスと、あまりいい感じでなく決別した人もいると思うが、
それでもこういう日に、
再びマリノス(風)のユニフォームを着てくれて、本当に嬉しい。
もちろん、波戸アンバサダーとマリノスのオファーを受けてくれた、
フリューゲルスチームの皆さんにも感謝だ。
また見たい。
OB定期戦なんて面白いぞ。