スポーツ紙は、毎度毎度のことながら、
ここのところブレイクしたカキタニの記事ばかり。
”マリノスをカモにする”
なんて見出しもあって、一体いつからそんなに偉くなったんだ、
なんて思うも、記事を読んでみると、
カキタニ本人は、そんな傲慢な発言は全然していない。
これも、毎度毎度のことで、
カキタニに恨みはないが、
今度のC大阪戦、スポーツ紙にひと泡吹かせてやりたい気分だ。
3万近い前売が出ている今日の試合、
しっかり先行入場しておく。
今日は、あのカップヌードルのバースデイマッチなんだそうだ。
スポンサーの日清食品様から、ありがたくカップヌードルを戴く。
先着1万人というから太っ腹だ。
そのカップヌードルには、持ち帰って食べなさい、
との注意があって(当たり前だな)、
今日も”ウィズ・トリコロール”のチャーハン550円を買ってくる。
これ、紅ショウガをうまく散らして食うと、実に美味くなる。
生ビールは700円で、これより高いんだな。
試合前に、
全国一になったマリノスユース、マリノスジュニアユース、
それにロンドンで世界三位になったマリノスプライマリーがずらり揃った。
最近はC大阪ユース出身者が話題になるが、
マリノスの下部組織は、昔から充実してるのだ。
なに?それにしちゃ、トップが…?
それは痛いところなんだ。
今日は、リーグ戦の毎試合先発してきた右サイド、
小林祐三が警告累積で欠場、
しかし、天皇杯でも奮闘した奈良輪がいるから安心だ。
比嘉も控えメンバーにいるんだが、
アクシデントでもないと、出番はないかな。
その不動の左サイド、
ドゥトラは、試合前にJ1出場200試合の表彰を受けた。
マリノスが先制を許したのは、前半11分。
CKからのプレーだった。
またしても先制を許す展開に、嫌な予感が漂う。
しかし、すぐにドゥトラが決めてくれた。
鮮やかな、思い切ったミドルシュートが突き刺さった。
確かに、ドゥトラは、こういうシュートをよく狙ってきていたので、
今回ついに実を結んだということだ。
このゴール、本当に大きかったと思う。
このままビハインドで試合が進んでいたら、
今日のコンディションもあり、
アウェーのC大阪戦同様の、受身の消耗戦になっていただろう。
今日の試合を落とすと、最近の調子からすれば、
ずるずると後退していった可能性が高い。
いや、もちろん、この後どうなるか判らないが、
今日負けなかったから、悪い流れは切れたはずだ。
もちろん、35,528人も入った日に勝っておきたかった。
水曜日天皇杯の10倍の観客動員だぞ、これ。
カキタニ目当てが相当いるんじゃないかと思ったら、
みんな普通にトリコロールだった。
もっとも、C大阪側も予想以上に入っていたな。
終盤の猛攻は見応えあったものの、1点が奪えなかった。
FKのチャンスもあったが、俊輔のキックは壁に阻まれた。
シュートも枠に行かなかったので、ちょっと調子が悪いのかも知れない。
ま、こんな日もあるさ。
こちらにも危ないシーンはあったから、
くやしいが、負けなくてよかったとも言える。
苦しいのはマリノスだけじゃない。
今日は上位陣が総崩れになり、マリノスは首位をキープしている。
この後立て直すことが肝心だ。
本当の戦いは、まだまだこれからだぜ。