リーグ戦で好調のマリノス、
今日は、ナビスコカップも仕切り直しだ。
ニッパツ三ツ沢球技場には、
無料招待なしで9,000人超の観客が詰めかけた。
平日のカップ戦にしては上出来だ。
今日の相手鹿島は、リーグ戦で引き分けた。
あまり調子が上がらないような気がしていたが、
ナビスコカップの予選では首位を走っているらしい。
これは、叩き甲斐があるぜ。
マリノスは小椋が復帰、アンドリューとのWボランチを組む。
日程が詰まっているので、ベテラン勢はどうするのかと思ったが、
ドゥトラと中澤祐二は出場、俊輔とマルキーニョスはベンチだった。
右サイドには金井が入った。
26歳の小林祐三を休ませて、38歳のドゥトラが出てるのがすごい。
ドゥトラを獲得してよかった というより、
ずっと契約してればよかったというところか。
今日の鹿島は、はっきり言って大したことない。
小笠原は不在、本山もトップがジュニーニョではやりようがない。
一方のマリノスも、俊輔、マルキーニョス不在、
精力的な動きでボールはよく回すが、決定機には至らない。
こういうときに効果的なのが、半ば強引なドリブル突破だ。
齋藤学のボックス内への突進で、上手くPKを獲得、
兵藤が冷静に決めて、前半のうちに先制した。
後半、同点にされたところで俊輔投入、
俊輔抜きの60分経過で、この状況は計算通りだ。
しかし、セットプレーからカウンターを食らい、
ジュニーニョに決められてしまった。
もう二度と、彼に花を持たせる必要はないはずだ。
ついに、マルキーニョス投入。
金井を引っ込めて、右SBに兵藤が入る。
さすがはマルキーニョス、
前線で競り勝ち、相手を背にしてボールをキープ、
ここで起点ができると攻撃が全然違う。
齋藤学、そして大黒のゴールが続き、
マリノス逆転に成功した。
失礼ながら、俊輔とマルキーニョス、
それに齋藤学、大黒、小野祐二とタレントが並べば、
今の鹿島に負ける気はしない。
無失点試合も望みたいんだが、
ここはまあいい。
とりあえず勝利を積み重ねていこう。