記憶喪失のなぜ | 病気に負けないブログ!

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everesuchoさん

メモリー喪失のなぜ!?
メモリーを失った時、なんで言語だけは覚えているのですか?




ベストアンサーに選ばれた返答





bukuroxさん




「メモリーが蓄えられる」というのは、現実に脳の中に何かが蓄えられるわけではありません。現実には細胞同士の繋がりが完了するということです。このつながりは脳の海馬と呼ばれる部分で作られます。だけども海馬のメモリーは短期的なものです。いわばパソコンのメモリーに蓄えられいるようなものです。パソコンがメモリーの内側容をハードディスクに書き写すように、海馬でできたメモリーを忘れないようにするためには、海馬の内側容を大脳新皮質に書き写す必須が存在します。この“書き写し”の作業は、私たちが眠りをとっている間、とくに夢を見ているようなに行われると言われております。
これがメモリーの構造ですが、ここで言うメモリーは「叡智や思い出のメモリー」です。だけども人間には、これとは別に「技のメモリー」とも呼べるメモリーが存在します。例を挙げると、スポーツや楽器の演奏などで、何度もプラクティスをすることで“コツをつかんだ”と呼ばれるようなコンディションになることがと存じますが、これがまさに技のメモリーです。「手続きメモリー」などとも言います。
このメモリーは、先にた「叡智や思い出のメモリー」と違い、海馬ではなく、大脳基底核と小脳で作られ、大脳新皮質のスポーツを司る部分の近くに収められます。
この種のメモリーは海馬のメモリーと違って、何度も繰り返さなければ覚えることができませんが、一回覚えてしまったらイージーには忘れることはありません。例を挙げると自転車の乗り方やスキーの滑り方などはさっさとには覚えられませんが、一回覚えたら何年ぶりかで行っても、さっさとに完了するのはこのためです。
言語の文法などは、この“手続きメモリー”として蓄えられるために、叡智や思い出のメモリーを失っても、忘れてしまうことはありません。
また、叡智や思い出のメモリーにも「エピソードメモリー」と「旨趣メモリー」というものがあり、メモリー喪失で失われるのは主に「エピソードメモリー」でため、“思い出”は忘れても、言葉の旨趣まで忘れることはあまりありません。
しかし、メモリー喪失のによっては、旨趣メモリーを忘れる事もないわけではありません。
また、海馬から大脳新皮質へのメモリーの書き写しのシステムが壊れると、昔のことは覚えているが、新しいことは覚えられないといった類のメモリー喪失になってしまうケースも存在します。