8/29 慶州の郷土料理が消失の危機に!?幻のヘジャングッを求めて八友亭ヘジャングッ通りへ | 全州にひとめぼれ!大邱が恋しくて!

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7月26日「韓国ひとめぼれ感動旅~韓流ロケ地&ご当地グルメ紀行」出版。
韓国全自治体162市郡を制覇!渡韓回数は200回超。
全州にひとめぼれし、大邱に恋い焦がれるビョンが、
大好きな韓国の地方旅についてのレポを熱くお届けします。
전주에 첫눈에 반하다! 대구가 그리워서!

 

  7日目(8/29)

全州市外バスターミナルの食堂でチャンチグクス(7,000ウォン)の朝食。

チャンチグクスって一番安いメニューだったのに、

昨今の諸物価高騰により、もはや6,000~7,000ウォンが当たり前になっています(泣)

9:00発のバスで慶州へ。

12:15 慶州市外バスターミナル 着。

コインロッカーがないですが、バスターミナル内にある土産物店で

2,000ウォン支払えば右下の戸棚の中に預かってくれます。

(20時まで)
古墳を眺めながら、
バスで向かったのは、八友亭(パルウジョン)ヘジャングッ通りへ。
2019年に訪ねたハルモニ&息子さんで営む食堂にもう一度行きたくて検索してみたところ、
下差し下差し下差し
実はこの通りに大変なことが起こっていることをネットで知りました。
1970~80年代に、この通りには20軒ほどのヘジャングッ専門店ができたそうです。
ところが今年の4月に慶州市の都市整備計画により
この通りに公園を造成することが決定
立ち退き交渉が始まり、私にとって思い出深いハルメヘジャングッをはじめ
何軒もの店が4月~6月にかけて廃業してしまったことがわかりました。
いまや営業を継続しているのは、
1973年創業の慶州ヘジャングッ1軒のみです。
メニューはヘジャングッとソンジ(牛の血を固めたもの)スープの2種類。
突き当りの窓からは、古墳群を間近に見ることができます。
慶州の郷土料理である慶州ヘジャングッ(8,000ウォン)。
特徴は、蕎麦粉の寒天であるメミルムッ(메밀묵)、
日本語でホンダワラ(韓国語では모자반)という香りと食感の良い海藻、
豆もやし、熟成キムチが入っているスープであること。
イリコ、ファンテ(最高級の干しだら)、昆布、干しシイタケで出汁を取った
深みのあるスープと、キムチの酸味と他の材料の香りがたまらなくマッチ。
素朴ながらとても美味しいスープなんです。
オモニのお話によれば、この店も建物のオーナーが補償交渉に応じれば
閉店せざるを得ないとのこと。
「どこかに移転なさって、営業を再開されるご予定は?」との問いに、
「年齢的にそれは難しいのよ」との回答でした。
貴重な郷土料理が都市開発の影響でなくなってしまうなんて、あまりに悲しすぎます。
 
「この通りの向かいには、かつてはナイトクラブが並んでいたんだけど、
それも市が買収してしまってね」(現在公園になっています)
オモニもとても悲しそうでした。
「八友亭ヘジャングッ通りの危機」を報道で知った人々が、
懐かしの味を求めて連日大勢来店しているそうです。
なんとかこの味を保存する方向に動いてはくれないかと、祈るばかりです。
鉛筆慶州ヘジャングッ(경주해장국)
住所 慶州市太祖路812(경북 경주시 태종로 812)
電話番号 054-772-7431
24時間営業(ネット情報)

 

2021年12月28日に廃駅となってしまった旧・慶州駅
「こんなに素敵で、観光に便利な場所にある駅が営業を終えてしまうなんて!」と、
このニュースを知った時もかなりショックでした
現在は、同駅が開業した1918年にちなみ
「慶州文化館1918」という文化空間として展示場として利用されています。
この日はあいにく展示の入れ替えのため、入場できず。
駅舎の左部分はカフェになっています。

野菜を販売する露店を眺め、市内バスでバスターミナルへ戻り

14:00 発のバスで釜山へ移動しました(沙上まで60分)。

 

 

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