通算207回目の韓旅
12月の韓旅(12/6~14)レポ
こちらの記事のつづきです
3日目から、いよいよ地方旅スタートです。
朝食は、ソウル駅傍の「キンパ天国」でチョルミョン(쫄면 7,000ウォン)を。
キンパは3,000ウォン、チャンチククス(シンプルな温かい素麺)が7、000ウォンと
諸物価高騰をヒシヒシと感じます
清凉里駅から、2020年1月に開通したKTX中央線に乗車し、
慶尚北道の栄州(ヨンジュ)市へ。
栄州駅までは1時間40分、終点の安東駅まで2時間で到着できます。
南漢江を渡り、忠北の丹陽(タミャン)を通って、
栄州駅の1つ手前の豊基(プンギ)駅で下車。
とても立派な駅舎になっていました。
豊基は、良質の高麗人参の生産地として有名で、
毎年秋には高麗人参祭りが開催されています。
蒸気機関車が走っていた時代の給水塔にも、高麗人参のイラストが。
豊基駅前にあるハンギョルチョングッチャンへ。
2018年6月に、コリアン・フード・コラムニストの八田靖史さんが企画なさった
慶北グルメツアーに参加させていただいた時に、紹介してくださった食堂です。
その後、店内もリフォームした様子。
栄州特産のブランド大豆 浮石太(プソクテ/부석태)を発酵させて作った
チョングッチャン(納豆スープ)の定食(한결 청국장 정식 12,000ウォン)をいただきました。
豊基の高麗人参の天ぷらや高麗人参マッコリもあります。
ほどなくして、アツアツのチョングッチャンが登場。
浮石太(プソクテ)は粒が大きいのが特徴。一粒一粒食べ応えがあります。
9種類の素材を煮込んだダシ汁をベースに米のとぎ汁を使用していると、
以前伺ったのですが、実際に食べてみたところ、海老の出汁がかなり効いていました。
一般的なチョングッチャンに比べて、匂いが控えめでマイルドな感じです。
チョングッチャンがトッピングされたサラダ。
あっさりとしたドレッシングが爽やか。
蓮根のゴママヨネーズ(上段中央)や干しイカのフライの甘酢漬け(下段右)など、
パンチャンも充実。
薄衣を付けて茄子は揚げたてで、エゴマソースが香ばしくて美味しかったです。
ハンギョルチョングッチャン(한결청국장)
住所 慶北 栄州市豊基邑人参路1-1(경북 영주시 풍기읍 인삼로 1-1)
電話番号 054-636-3224
営業時間 8:30~20:00(平日は15:00~17:00はB.T.)
毎週水曜日休業
駅の近くには豊基高麗人参市場があり、
その前の通りでは、栄州の特産品であるりんごや大豆などの農作物を
販売する朝市が開かれていました。
<備忘録>
KTX-EUM703号 9:00 清凉里駅 発⇒ 10:31 豊基駅 着