205回目の韓旅（10/5～12)レポ
コチラの記事
の続きです
明けて4日。
前日の悪天候とは打って変わって、快晴の気持ち良い朝を迎えました。
朝食は、墨湖(ﾑｺ）海岸沿いにあったコブキフェッチブ コムチグッで。
「一人でも注文できるのは、ムルフェ（물회）か海鮮丼（회덮밥)、または
クサウオのスープ（곰치국 20,000ｳｫﾝ)」と言われました。
クサウオのスープとは、東海I（ﾄﾝﾍ）市の南に位置する三陟(ｻﾑﾁｮｸ）市の名物料理で、
ゼラチン質たっぷりの魚を、古漬けキムチとともにスープにしたもの。
これを食べられる食堂では、店頭の水槽に大量のクサウオが重なり合っています。
6年前に三陟で食べたことがありますが、久しぶりなのでチャレンジしてみることにしました。
20,000ｳｫﾝと、朝食にしてはかなりお高めではありますが、
カレイの煮つけの縁側部分のようなトゥルンという食感と、
古漬けキムチの酸味が効いたスープが中枢神経をを刺激し、
朝から食欲が出ちゃいます。
パンチャンに出てきたタラコのような粒々はピリ辛味で、
昆布に巻いて食べると更に美味しく感じました。
小エビのしょうゆ漬け（カンジャンセウ）もしょっぱすぎず絶妙なお味で、
贅沢なえび丼にしていただきました。
「どうだった？」とサジャンニムに聞かれ、「とても美味しかったです」と告げると、
「でしょ？うちの店、本当に美味しいのよ」と嬉しそうに微笑んで見送ってくれました。
港町ならではの幸せを感じられる、美味しい朝食に巡り合えました。
コブキフェッチブ コムチグッ（거북이횟집곰치국）
住所 江原道 東海市日出路177（강원 동해시 일출로 177）
電話番号 033-534-2733
営業時間 7:00～20:00
墨湖駅からタクシーで5分
車窓から眺めた東海岸の映像をどうぞ。
約40分で江陵駅に到着。
この日から韓国も3連休ということもあり、宿は事前にネット予約しておきました。
駅からバスで10分とロケーション的には便利でしたが、
内部がかなり老朽化していたので、外観写真のみ小さく貼り付けます（苦笑）
バス＆徒歩で目的地に向かう途中にあった許均・許蘭雪軒記念公園
朝鮮王朝時代の文人であり革新的思想の政治家で、
韓国初のハングル小説「洪吉童伝(ﾎﾝｷﾞﾙﾄﾞﾝｼﾞｮﾝ）」を書いた蛟山 許筠（ｷｮﾝｻﾝ ﾎ・ｷﾞｭﾝ）と、
彼の姉であり、朝鮮三大女流詩人である蘭雪許 許楚姫（ﾅﾝｿﾙﾎﾝ ﾎ・ﾁｮﾋ）の文学的功績を称え
作られた記念館。
蘭雪許 許楚姫（ﾅﾝｿﾙﾎﾝ ﾎ・ﾁｮﾋ）の像。
こちらは、蘭雪許 許楚姫（ﾅﾝｿﾙﾎﾝ ﾎ・ﾁｮﾋ）の生家跡。
森林浴を楽しめる松林の散策路があり、のんびりできる空間でした。
許均・許蘭雪軒記念公園（허균 허난설헌기념공원）
住所 江原道 江陵市蘭雪軒路193番キル1-16（강원 강릉시 난설헌로193번길 1-16）
観覧時間 9:00～18:00
毎週月曜日休館
水路を挟んで向かい側にある、目的地のアルテミュージアム江陵へ。
「時空を超越した自然」をテーマに、映像と音楽で異空間を作り上げる
デジタルメディアアート展示館で、済州島・全南 麗水(ﾖｽ）に次ぎ3番目として、
2021年12月江陵にオープンしました。
入場すると、いきなりピンク色の花びらの世界が表れて、
一瞬何が起こったかわからない状態に陥りました。
映像だと、更に臨場感を味わっていただけると思います。
紅葉の森から、火の鳥が誕生。
雪の積もる冬の森では、突然虎が現れたかと思えば、
お次は龍が登場したりと、四季の移り変わりとともにストーリー性のある映像が映しだされます。
まるで波打ち際の浜辺にいるかのようなエリア。
自分で色付けやデザインした動物たちが映像に登場するエリアも。
絵画の世界
鏡を多用して広がりを演出しているので、こんな風に自分の姿（写真中央）が
写ったりします(笑)
アルテミュージアム江陵（아르떼뮤지엄 강릉）
住所 江原道 江陵市蘭雪軒路131（강원 강릉시 난설헌로 131）
電話番号 1899-5008
観覧時間 10:00～20:00（入場は19:00まで）
年中無休
入場料 大人17,000ｳｫﾝ
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