t'way航空で行く
ビョンと行く！慶尚北道の旅
両班料理と伝統韓屋体験4日間利用する
(2019年11月8日～11日）レポ
こちらの記事↓のつづきです
11/9 慶尚北道ツアー③英陽編③トゥドゥルマウル散策と飲食知味方 再現料理のランチ
英陽(ﾖﾝﾔﾝ）郡の南に位置する青松(ﾁｮﾝｿﾝ）郡へ。
3方を山に囲まれ全体面積の80%が山間地帯である青松では、
寒暖差が激しい内陸性気候を利用してリンゴの栽培が盛んです。
花茶カフェコッダムへ。
20年間野生の花を研究してきたサジャンニムが、1年半前にオープンしたカフェ。
美しい山並みを眺めながら、お好きな花茶やスムージーを召し上がっていただきました。
桔梗、木蓮、マリーゴールドや千日紅のお茶、
スモモのスムージーに松のスムージー。
すべて青松で栽培されたお花を使っているので、
身体の中から青松を感じていただけたのではないでしょうか～。
コッダム（꽃담）
住所 青松郡珍宝面新村里412(청송군 진보면 신촌리 412)
道路名住所 青松郡珍宝面新村1キル4(청송군 진보면 신촌1길 4）
電話番号 010-3533-5850
営業時間 10～23時
毎週月曜日休業
続いて紅葉真っ盛りの周王山（ﾁｭﾜﾝｻﾝ）国立公園に到着。
唐の周鍍(ﾁｭﾄﾞ）という人が自ら後周天王(ﾌｼﾞｭﾁｮﾝﾜﾝ）と称していましたが、
軍事を起こして唐に攻め込んだものの失敗、新羅に渡りここに身を隠したことから、
周王山(ﾁｭﾜﾝｻﾝ）と呼ばれるようになったとの伝説があります。
誘惑の多い参道を進み、大典寺(ﾃｼﾞｮﾝｻ）を参拝。
672年に義湘大師によって創建。
周王の息子の大典道君(ﾃｼﾞｮﾝﾄﾞｸﾞﾝ)から名づけられたといわれています。
付属の庵には、周王の娘の名から付けられた白蓮庵があります。
いつの間にか鐘楼ができていました。
氷河期の恐竜の足跡が発見されているそうですが、
当時爆発した火山から溶岩が流れ、340ｍ積もった火山灰でできたのが、
背景に見える旗岩(ｷｱﾑ）という溶解岩の山。
乱を起こして失敗した周王がここに隠れていた時に、
その頃新羅と良い関係にあった唐が周王(周鍍)を亡き者にしてほしいと頼み、
馬将軍の兄弟が周王を討ちました。
勝利した馬将軍がこの岩に旗を刺したことから旗岩と呼ばれるようになったそうです。
文化解説士の先生から「掌を合わせた形に見えるでしょ？」との説明があり、
皆さん一斉に合掌のポーズに(笑)
普光殿(ﾎﾟｸﾞｧﾝｼﾞｮﾝ）では、
正式なお詣りの仕方を教わりました。
美しい紅葉の前で。
大典寺（대전사）
住所 青松郡府東面上宜里442-1（청송군 부동면 상의리 442-1）
道路名住所 青松郡府東面公園ｷﾙ226（청송군 부동면 공원길 226）
電話番号 054-873-2908
入場は日の出～ 日没
行き方は過去記事で→ ★
青松には朝鮮王朝時代初期に離職し故郷に戻ってきた元役人が、
偶然に岩の隙間から湧き出るのを発見したといわれる薬湯(ﾔｸｽ）の源泉があります。
夕食は新東洋食堂(ｼﾝﾄﾞﾝﾔﾝｼｸﾀﾝ）にて、達基薬水(ﾀﾙｷﾞﾔｸｽ）から
湧き出る炭酸泉で煮込んだ鶏の水炊きを中心とした料理を召し上がっていただきました。
まずは基本のパンチャン（おかず）とサラダ。
ボトル入りのマッコリを甕に開けて、青松特産のリンゴスライスを浮かべていただきました。
2日目もお疲れさまでした。
かんぱーい！
次々とお料理が運ばれてきます。
こちらは砂肝フライ。熱々でビールに合います。
味噌で味付けされた鶏肉のトッカルビ（ハンバーグ）。
豚や牛よりもあっさりしているけれど、コクがあってご飯が欲しくなるお味。
サンチュやえごまの葉に巻いていただくとさっぱりします。
鶏手羽のグリル。塩コショウにハーブスパイスが効いていて
これまた美味しい！
そしてお待ちかねのタッペクスッ（鶏の水炊き）。
鉄分の強い炭酸泉の薬水で煮込まれた鶏肉は、身が柔らかくて
骨からもホロホロとすぐに外れます。
一緒に炊き込まれた緑豆入りの黒米とともに。
別途緑豆入りもち米も出してくださいました。
特筆すべきがこのスープ。何とも言えない深みのあるお味。
薬湯は胃腸病に効果があるといわれており、消化を促進するため、
お腹がいっぱいのはずなのに、どんどん入ってしまうんです。
新東洋食堂（신동양식당 ｼﾝﾄﾞﾝﾔﾝｼｸﾀﾝ）
住所 青松郡青松村釜谷里278-1（청송군 청송읍 부곡리 278-1）
道路名住所 青松郡青松邑中央路526（청송군 청송읍 중앙로 526）
電話番号 054-873-2172
営業時間 10:30～20:30（日曜日は～20:30）
食後、達基薬水の源湯へ。
持参したポリタンクにお湯を汲みいれていたジモティさんいわく、
ちょろちょろとしか湧き出てこないので、これだけのポリタンクを満タンにするには
かなり時間がかかるそうです。
(スマホでテレビを見ながら、頑張っていらっしゃいましたｗ）
その合間に、私たちが試飲するための薬湯を紙コップに注いでくださいました。
鉄分が多いため、最初は金気の味が舌に張り付きますが、
その後はシュワシュワとした炭酸の強さを感じられる薬水です。
薬水を使った薬水飴。
ピーナッツ入りで美味しかったですよ。
協力：慶尚北道
大邱の情報は↓こちら↓をクリック
ブログランキングに参加中。
お時間のある時に、2つのバナーをポチッとしていただけると嬉しいです
↓ ↓
Instagram&twitterもやってます
Instagram 
twitter
