193回目の韓旅
チメクの大邱(7/17~21)レポ
こちらの記事↓のつづきです
7/17 チメクの大邱②例年より暑くないチメクフェスティバルで韓国地方旅グループオフ会
2日目の朝食を求めて、西城路(ソソンノ)へ。
ムクゲの花が満開です。
1976年創業の8番食堂には4年前伺ったことがあるので、
その向かいにある1970年創業のイモ食堂に入ってみました。
ブルーリボンサーベイの1リボン認定シールを店内に向けて貼ってあるところに謙虚さを感じます(笑)
「ペッパン(백반)?」と聞かれたので、
スンデとスユッの両方出ることを確認した上で注文しました。
白飯(ペッパン)はご飯付で1万ウォン。
8番食堂と同じく、マクチャン(豚の直腸)に詰められたマクチャンスンデ。
しっとりしていてムッチャ美味しいんですよ。
辛くない唐辛子がたっぷり入り、野菜感がハンパない!
スユッ(茹で豚)も適度に脂が落ちていて、品の良いお味。
たっぷりのキャベツの和え物をサンチュに巻いたものとスンデまたはスユッを
交互にいただきました。
イモ食堂(이모식당)
住所 大邱広域市中区西城路1街80-2(대구광역시 중구 서성로1가 80-2)
道路名住所 大邱広域市中区西城路13キル9(대구광역시 중구 서성로13길 9)
電話番号 053-255-6971
営業時間 10:00~22:30
年中無休
西城路の中央分離帯にブロックのように積まれているのは、元大邱邑城の城郭を再現したもの。
倭寇の侵略から政治的要地を守るべく、1590年に大邱邑城が土築されましたが、
文禄慶長の役により破壊されたため、1736年石で再建されました。
ところが、1906年に慶尚北道監察使兼大邱郡守だった朴重宇陽(パク・ジュンヤン)らによって
不法に撤去されました。
そして、邑城の内側エリアに東西南北十字に道路を開通させ、日本の商圏を拡大していったのでした。
サムジョンサウナ前の植え込みに、大邱邑城の達西門址を示す石碑が
ひっそりと設置されています。
東に進むと、ヒウム日本軍慰安婦歴史館の向かいに
大邱鍾路(チョンノ)小学校があります。
朝鮮王朝時代に慶尚監営の監獄があった場所。
「人が天である」という東学の創始者だった慶州出身の崔済愚(チェ・ジェウ)が、
「民心を乱す」との理由で投獄。
無実の罪で拘束された崔済愚を見守っていたであろう樹齢400年のエンジュの木は、
「崔済愚の木」と名付けられています。
小学校の前の道路は、1919年3月8日に大邱で起こった万歳運動の行進路。
続いて大邱近代歴史館へ。ゆっくり見学するのは久しぶりです。
朝鮮殖産銀行として、日本統治時代の金融支配を担ってきたという歴史がある建物(汗)
撮った写真をメールで配信してくれるサービス端末がありました。
大邱の歴史のポイントをとても分かりやすく説明してくれているのに、
英語や日本語表記がないのはもったいない。
(インフォメーションで日本語音声ガイドをレンタルできますが)
一番お気に入りのコンテンツは、1929年に導入された大邱府営バスの再現映像。
当時5路線あったそうですが、4号路線(西門市場→大邱府庁)を大邱訛りのガイドさんが
案内してくれます。
こちら↓は、先程立ち寄った大邱鍾路小の前。
慶尚監営、国債報償運動、朝鮮戦争、そして三星グループと
大邱に縁のある歴史が紹介されています。
大邱近代歴史館(대구근대역사관)
住所 大邱広域市中区布政洞 33(대구광역시 중구 포정동33)
道路名住所 大邱広域市中区慶尚監営キル67(대구광역시 중구 경상감영길 67)
電話番号 054-606-6430
観覧時間 4月~10月 9~19時/11月~3月 9~18時
(入場は閉館の30分前まで)
月曜定休(月曜日が祝日の場合は翌日)、1月1日、旧正月、秋夕休館
入館無料
ホームページ→ ★
現在は高齢者たちの憩いの場となっている慶尚監営(キョンサンカミョン)公園。
以上で午前中の街歩きは終了。
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