177回目の韓旅
2018年 全羅北道訪問の年
全羅北道と大邱4日間(10/11~14日)ツアーレポ
こちらの記事↓のつづきです
10/11 全北&大邱ツアー 初日編 オッコルマウルで運気アップしカラフルな夕食でパワーチャージ
全羅北道の井邑(チョンウプ)に向けて移動。
朝食はバスの中で
キムパッカゲ半月堂のキムパッを召し上がっていただきました。
キムパッカゲ半月堂(김밥가게 반월당)
住所 大邱広域市中区東城路3街53-3(대구광역시 중구 동성로3가 53-3
道路名住所 大邱広域市中区南城路60-1(대구광역시 중구 남성로60-1)
電話番号 053-428-8485
営業時間 8:00~19:30(仕込み時間15:00~16:00)
日曜休業
メニュー→ ★
訪問先についてご案内を差し上げながら、
バスは進みます。
1時間50分ほど走ったところでバスのキサニム(運転手)さんが、
「鎮安(チナン)と完州(ウォンジュ)、どちらの休憩所で休みますか?」
「鎮安」と叫ぶ私。
だって鎮安の休憩所からは、
あのステキなお山をばっちり眺めることができるんですもの。
その山とは、神秘の山と呼ばれる馬耳山(マイサン)です。
馬耳山の神秘についてはこちらの過去記事を→ ★
何度来ても本当に素敵な眺望を楽しめる休憩所です。
鎮安休憩所(益山方面)についての過去記事はこちら→ ★
いよいよ井邑(チョンウプ)市に到着。
井邑のある湖南(ホナム)平野は、韓国一の穀倉地帯です。
泰仁(テイン)醸造場に到着。
ソンミョンソプ・マッコリの造り手
ソン・ミョンソプ名人が待っていてくださいました。
無形文化財の家 第6-3号伝統酒造り(竹瀝膏・チュンニョッコ)
大韓民国食品名人第48号
ミョンソプさんのお話は、いつも哲学的です。この日の第一声は以下の通り。
「私は名人と呼ばれるより、熊(곰・コム)と呼ばれたい。
熊は川を遡る鮭の姿を見て捕まえているのではない。
実際に、水が屈折して鮭の姿は見えない。
水の流れる速さと遡る鮭の速度を考えながら、蹴って川から出しているのだ。
コツコツとまじめに練習を積み、努力してきたからやり遂げられるのだ。
自分もまじめに努力してきたので、是非熊と呼んでほしい」
皆さんで「コム」と呼びかけすると、とても嬉しそうに微笑んでいらっしゃいました。
昔はお米が貴重だった。
お酒を造ると、その分家族がご飯を食べられなくなるため、
家族に申し訳ない気持ちがあった。
なので、感謝の気持ちを込めて「ありがとうございます」と100回くらい
お礼を言ってからお酒を飲んだものでした。
マッコリを飲む時はチビチビ飲むのではなく、
ゴクゴクゴクと3回飲んでから
プハーッと息を吐きましょう。
ということで、早速試飲させていただきました。
蒸した酒米は、冷ましてから麦麹と合わせていきます。
日本酒に使う麹が単一菌。なのに対し、マッコリに使う麹は複数菌。
複数の菌によって、甘み・酸味・苦み・辛味・しょっぱさの
五味を作り出すのだそうです。
春に苗を植え秋に収穫する米と、
秋に苗を植え春に収穫する麦を使うことも同じ理論で、
「いろんな味が相まって、マッコリはまるで家族のようだ」とミョンソプさん。
麹を顕微鏡で見せてくださいました。
小さな〇に見える部分が胞子。
この菌はあっさりと爽やかな味を醸し出すそうです。
「今回はあまり時間がなかったけど、
今度はマッコリ造り体験にいらっしゃい」
とサランヘヨ~ポーズでお見送りしてくださいました。
ミョンソプさん、お忙しい中貴重なお話をありがとうございました。
泰仁醸造所(태인양조장)
住所 井邑市泰仁麺泰興里392-1(전북 정읍시 태인면 태흥리392-1)
電話番号 063-534-4018
ランチや夜にソン・ミョンソプマッコリが飲みたいねぇという
話になったのですが、醸造場では小売りはしておらず。
「バスターミナル傍のマートで販売している」との
ミョンソプさん情報をもとに、こちらのマートに立ち寄ってみたところ、
泰仁マート(태인마트 テインマート)
住所 井邑市泰仁面泰昌里107-1(정읍시 태인면 태창리 107-1)
電話番号063-534-8141
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