神秘の山 馬耳山に逆つららを見に行こう! の記事でお伝えした通り、この季節ならではの”逆さつらら”を見に、2009年7月以来2度目の鎮安(チナン)郡にある馬耳山(マイサン)へ。
同行者として、去年も同時期に馬耳山へ行き、見事な逆さつららを見たという日友を誘いました。
日友は前回、全州駅前から直通で馬耳山の南部駐車場に到着するバスで行ったとのこと。
私が2009年にガイドに車で連れて行ってもらった時も南部駐車場から上ったのと、いつも拝見している
かりんころんさんのブログ で、南部駐車場の近くには、オシャレでおいしそうなトゥンカルビ(豚の骨付きカルビ)の店が並んでいることを知り、
二人が未経験で、上り階段が果てしなく続くという馬耳山北部駐車場から上る 逆さつららを見学 お腹が空いたところで美味しいトゥンカルビのランチ 南部駐車場から帰る
という計画を立てていました。
まずは、全州市外ターミナルから8:05分発のバスに乗り込み、鎮安(チナン)バスターミナルへ。
ターミナルに貼ってあった時刻表で、事前にネットで調べたとおり9:20発の塔寺(탑사=タプサ)行きのバスがあることを確認。
ネットで見覚えのある馬耳山行きの핸복한 무진장というオレンジ色のバスに乗車。
実は、上の赤字の部分に大きな誤りがありました。
バスが到着した場所には、二人ともが見覚えのある山門が。
「ここって、南部駐車場じゃない?」と顔を見合わせる日友と私。
ちょうど同じバスに乗り合わせていた日本語観光案内の方が、地図をくださると話しかけてくださったので、早速確認してみました。
「そうですよ。ここは南部駐車場。
北部駐車場へ行くには、(鎮安バスターミナルで)마이산(馬耳山)行きのバスに乗らなくちゃ。
でも、こちらからの方が楽ですよ~。
北部駐車場からだと830段の階段をずっと上り続けなくちゃいけないですからね」
その階段を上ることも覚悟の上で、やってきたんですけど、ツメが甘かった
ビョン「でも~、南部駐車場の傍にあるというトゥンカルビをランチに食べようと、北部からのスタートを考えていたんですが」
観光案内「北部駐車場の傍にも、トゥンカルビの店はありますよ。ただし、フツーの食堂ですけどね」
ビョン「え~、南部駐車場側のお店は、広くてオシャレみたいだから、そちらの方がいいなぁ」
観光案内「それじゃあ、こちらから塔寺や銀水寺まで行って、また戻ってくればいいじゃないですか」
あくまでオシャレなお店でトゥンカルビを食べることにこだわりつつ(笑)、北部駐車場へ降りるかどうかは上ってから考えることにして、取りあえずスタートすることにしました。
入山前に、料理別に摂取カロリーを消費するのに掛かるウォーキング時間の一覧が掲示されていました。
ほらほら、早くもトゥンカルビ屋さんが並んだ場所へ到着。
ほどなく、あまりに金ピカすぎてまぶしい(笑)金塘寺(クムタンサ)が見えてきました。
そして、馬耳山の谷間から流れる水が溜まってできたという塔影堤(タッピョンチェ)。
完全凍結中。
なだらかな上り坂なので、楽ちん。
歩くこと30分で、塔寺(タプサ)に到着。
逆さつらら、逆さつらら・・・
いよいよ逆さつらら探しです。
あちらこちらに、食堂で出てくるご飯が入っている器(밥그릇)のサイズのボウルが、いくつも並んでいました。
その中に2つだけ、逆さつららができていました
逆さつららができていない器は、住職が中の氷を廃棄していました。
120基もの石の塔を、一人で積み上げたイ・カムリョンというじーさん。(現存している石塔は80基ほど)
ところが、ここから先はつらら落下の可能性があるため、立ち入り禁止(泣)。
塔寺。
その後も、住職に廃棄され空っぽになった器ばかりしか見つからず。
悔しいので、もう一度さっきの2つの逆さつららを撮影してみる(笑)
塔寺付近にはこれ以上の収穫はなさそうなので、こちらの坂を上って銀水寺(ウンスサ)へ移動。
なんか象っぽいのは馬耳山の雄馬耳峰(スマイポン)。
銀水寺(ウンスサ)。
この付近が一番逆さつららを見ることができると聞いていたのに、器すらないし(泣)
そこからこちらの階段を上り・・・
ところが、ここにも器がないではないか!
泉が湧いているという華岩窟(ファオムグル)。
「落石により通行を(しばらく)禁止します。安全措置を取った後、公開いたします」
一年前からずっとこの横断幕が貼られたままで、入ることができないのだと、冬以外の季節にもここに来た日友が言ってました。
この階段を800段以上下れば、当初到着する予定だった北部駐車場。
やっぱりオシャレな店で美味しいトゥンカルビを食べたいという欲望を抑えることができず、南部駐車場方面へ戻ることにしました。
銀水寺の傍にあった湧き水。
ひしゃくは置いてあるものの、胡散臭さ100%(苦笑)。
天然の生水・・・だそうですが、美味しいトゥンカルビを食べる前なので遠慮させていただきます。
その傍には、逆さつららができなかったフツーの氷入りの器が(笑)。
山神堂を見学した後は、いよいよ馬耳山へ来た第2の目的、トゥンカルビのランチです。
結論
南部駐車場馬耳山見学南部駐車場
が楽である(笑)
馬耳山への行き方
こちらの記事をご覧ください。
鎮安郡ホームページ
http://www.jinan.go.kr/index.sko
(韓国語)
http://www.jinan.go.kr/japanese/
(日本語)