177回目
ビョンと行く！全北＆大邱ツアー（10/11～14日）
前乗り編
こちらの記事↓のつづきです。
10/10 全北&大邱ツアー前乗り編① 大邱半月堂駅傍のオシャレなレジデンス＠ソリハウス
久しぶりにチンコルモクへ。
「チンコルモク」とは大邱の方言で「長い道」を意味するのですが、
実際の長さはわずか100mあまりの路地。
かつては財閥の創業者や政治家たちが住んでおり、
現在当時の大邸宅は食堂として活用されています。
そんなチンコルモクにある鄭(ﾁｮﾝ）小児科医院。
なぜか懐かしさを感じさせる場所なのです。
1937年に大邱で初めて建てられた和洋折衷住宅で、
1947年から住宅兼小児科医院として営まれていましたが、2009年に閉院。
ずーっと門が閉まっていましたが、この日門が開いていることに気が付きました。
しかも扉に診療時間が書かれています。
ということは、医院を再開なさったんですね。
以前から内部を是非拝見したいと思っていたので、
居てもたってもいられず、そろそろ診療が終了する時間だったこともあり、
内部を見学させていただけないかと声をかけてみました。
事務長さんから許可をいただき、お邪魔させていただきました。
「診察室」という木の案内板に温かみを感じます。
階段のデコレーションがオシャレです。
電気のスイッチが超レトロ！
ピッカピカに磨かれた階段を上り、
診察室へ。
ドアノブや低めの高さの木製ドアなど、
懐かしさを感じさせてくれます。
創業者のお孫さんであるチョン・ジノ先生が
1年ほど前から診療を再開なさったのだそうです。
このバルコニーは、その際に増築したもの。
事務長さん曰く、「この建物は和洋中折衷建築」なのだそうです。
確かに1階のこちらの引き戸のデザインは、
中国風ですよね。
外観もまじまじと見つめます。
白色のモールがモダンです。
裏通りから見ると、屋根の形状や飾り煙突があるのがわかります。
（↓2014年9月に撮影したもの）
お庭も拝見させていただきました。
突き当り左手にあるこちらの建物は、
かつて看護師さんたちの休憩室として利用されていたそうです。
鄭小児科医院
住所 大邱広域市中区南一洞141
こちらの記事でお伝えした通り、ホヤビビンバが人気の食堂ヤクジョンが、
今年5月にチンコルモクから薬令市へ移転しました。
そのヤクジョンの跡は、1992ピッツァというお店になっていました。
「見学なさっていってもいいです」と書かれていたので、
ちょいとお邪魔しました。
若い男性のサジャンニムが経営なさっています。
ドラマ「ラブレイン」で、チャングンソク演じる青年の
下宿先として使われた部屋も健在でした。
メニューはピッツァ、パスタ、サラダなどとクラフトビール。
1992ピッツァ(1992핏짜）
住所 大邱広域市中区南一洞132(대구광역시 중구 남일동 132）
道路名住所 大邱広域市中区チンコルモクキル31(대구광역시 중구 진골목길 31）
電話番号 053-252-1992
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