5/20 忠清南道への旅 瑞山(ソサン)編③ 仏教文化伝来の道にある韓国最古の磨崖仏は圧巻! | 全州にひとめぼれ!大邱が恋しくて!

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7月26日「韓国ひとめぼれ感動旅~韓流ロケ地&ご当地グルメ紀行」出版。
韓国全自治体162市郡を制覇!渡韓回数は200回超。
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忠清南道(チュンチョンムド 瑞山(ソサン)&公州(コンジュ))への旅(5/19~22)のレポ

こちらの記事↓のつづきです。

5/19 忠清南道への旅 瑞山(ソサン)編②快適モーテル&西海岸の幸 カンジャンケジャンの夕食


2日目の朝7時半。

モーテルをチェックアウトし、瑞山共用バスターミナルに向かいました。




バスターミナル内にはキャリーバッグが入るようなロッカーはありません。

そんなこともあろうかと、今回はレスポのバッグを持って行って良かった!

瑞山共用BT内ロッカー
利用時間 6~19時
料金 2千ウォン/日


隣接する店でトーストの簡単な朝食を済ませ、

3か所の観光に出掛けました。


バスターミナルからバスに乗り、

磨崖三尊仏像見学に向かいました。

途中車窓から見た貯水池。

行き先を告げておいたら、いきなりキサニムから「磨崖三尊仏像のバス停まで行くか、2km手前の용현2리のバス停で降りるか決めてね」と言われ、ちょっと散策もしたいと思い1つ手前のバス停で降りてみました。

森林浴をしながらテクテクと歩いていくと、

10分あまりで目的地の入り口に到着。


こんな階段を上っていくと

管理事務所の脇に不ニ門があるので、くぐります。

更に階段を上った場所に

お目当ての瑞山磨崖三尊仏像(ソサンマエサムジョブルサン)と漸くご対面できました。

発見されてからの歴史は意外と浅く、1958年の文化財現場調査でのこと。

600年頃武王が王位に就き百済が最後に栄えていた時代に彫られたもので、これまで発見された磨崖仏の中で韓国最古のものの1つといわれているそうです。

仏像が彫られた壁面が80度傾いていたため、雨風に侵食されることなく残されていたようです。


中央には本尊である釈迦如来立像、右側には弥勒半跏思惟像、左側には提華褐羅菩薩像。
「百済の微笑み」と呼ばれる三体の仏像の表情は、光が照らす方向によって変わると言われていて、特に夕方は慈悲深い微笑みを見ることができるそうです。

後に文化解説士の方から教えていただいたのですが、正面から見ると顔が大きく見え、かがんで見上げると顔と胴体がほぼ同じサイズにみえるのだとか。


ここは中国の仏教文化が泰安(テアン)半島を経由し、百済の最後の都だった扶餘へ伝来されたといわれる道すがら。

「かつてここにはお寺があったんですか?」と文化解説士の方に質問してみましたが、「そのように推測されてはいますが、はっきりとした記録はない」のだそうです。

美しい山間に残された仏教伝来の記録、感慨深いものがありますね。


合格瑞山龍賢里磨崖三尊仏像(서산용현리마애삼존불상)
住所 瑞山市 雲山面龍賢里山2-10(충청남도 서산시 운산면 용현리 산2-10)
道路名住所 瑞山市雲山面磨崖三尊仏キル65-13(서산시 운산면 마애삼존불길65-13)
電話番号 041-660-2538(管理事務所)
観覧時間 9~18時(7・8月は~21時)

瑞山共用バスターミナルから운산 고란사 원평方面バス乗車、磨崖如来三尊像(마래여래삼존상)停留所下車

所要時間 約30分

料金 1,350ウォン(交通カード)
BT発時刻表 9:15(483番)11:30(480番)13:50(482番)16:00(480番)18:55(481番) (2016年5月現在)
KONEST地図


ここから次の目的地である開心寺(ケシムサ)まではバスが少ないので(午前と午後各1本だそうです)、コールタクシーで移動するつもりでした。

事前に何軒かのタクシー会社の電話番号を調べて持参したものの、文化解説士さんが「中心部からここまで来るのに2万ウォン以上かかるから勿体ない」と仰り、車で送ってくださることに!!!

車窓からは放牧している牛が見えましたが、食用ではなく種牛だそうです。

「この一帯の土地は全て王様のモノだったんですよ」と解説士さん。

約20分ほどで開心寺(ケシムサ)の駐車場に到着。

ご親切な解説士さん、本当にお世話になりました。




忠清南道4大寺院のひとつとして651年慧鑑國師(フェグァムクッサ))が開元寺(ケウォンサ)として創建。

1350年に處能(チョヌン)が再建し開心寺(ケシムサ)と改められたそうです。

つい2週間ほど前まで八重桜が綺麗に咲いているのを韓国ブログで見ていたのですが、その季節も終わり新緑が美しい季節となっていました。

本殿である大雄殿の基壇は百済時代のもの。

大雄殿はその後山火事で焼失し、現存する建築物は1484年に再建されたもの。


名残の桜。

10大王の位牌をを奉納した冥府殿(ミョンブジョン)。

見学を終え駐車場に戻り、覆盆子(ポップンジャ・日本語ではとっくりいちご)エキスのジュースを飲んで喉を癒しました。


文化解説士さんが次の目的地である海美(ヘミ)のコールタクシーの電話番号を教えてくださったので、早速コール。

タクシーを待つ間に、山菜を販売しているハルモニとお喋り。

瑞山で最後の見学地 海美邑城(ヘミウプソン)へタクシー移動しました。


合格開心寺(상왕산 개심사)
住所 瑞山市雲山面新昌里1(충청남도 서산시 운산면 신창리 1)
道路名住所 瑞山市雲山面開心寺路321-86(충청남도 서산시 운산면 개심사로 321-86)
電話番号 041-688-2256

KONEST地図

●海美コールタクシー(해미콜택시) 041-688-2550 

開心寺(ケシムサ)→海美邑城(ヘミウプソン) 12,000ウォン(コール代1,000ウォン含む)

開心寺(ケシムサ)→海美邑城(ヘミウプソン)のバス 9:50、15:50発
●瑞山共用バスターミナル発→開心寺(개심사)下車

9:40(522番)、14:50(455番)

所要時間 1時間~1時間半


コスモススケジュール

9:15 瑞山共用BT発
9:50 용현2리バス停到着

10:00~10:15 磨崖三尊仏像見学

10:40~11:10 開心寺見学
11:25 開心寺発(タクシー)

11:35 海美邑城着


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