旅友と行く晩秋の大邱・栄州(ヨンジュ)ツアー(11/11~11/15)
こちらの記事↓のつづきです。
11/14 旅友と行く晩秋の韓国ツアー⑪松茸を持ち込んで桐華寺での精進料理体験
楽しく美味しかった精進料理教室を終え、いちこさんとポロロちゃんはショッピングのために西門市場へ。
男性陣と私は、折角なのでキム先生に桐華寺(トンファサ)を案内していただきました。
八公山(パルコンサン)の南麓に位置する桐華寺は493年に極達(クッタル)和尙が創建したもので、当時は瑜伽寺(ユガサ)と呼ばれていました。
王の息子であるが王になる資格がないと思い僧侶になった心地(シンジ)王師が全羅道(チョルラド)で大きな法事に参列したときに雪が降ってきたのですが、心地の周りにだけ雪が積もらないという不思議なことが起こりました。
その心地王師が八公山から竹で作ったケイというものを投げたところ、現在の桐華寺がある場所に落ちました。12月だというのに桐の花が咲くという縁起の良いことが起こったため、832年に寺の名前を桐華寺(トンファサ)に改名したのだそうです。
鳳凰が卵と抱えた地形をしたこの場所は、風水上でもとても縁起の良い場所。
1992年に国民の安泰と南北統一を祈願して建てられた統一薬師如来大仏。
何故か一気にモヤが立ち込め視界不良でよく見えず。
本来のお姿はこちら↓。(2011年1月に撮影したもの)
その正面にある統一祈願大殿は、盧泰愚(ノ・ムヒョン)大統領が訪問した時に建てられたもの。
大仏様の高さは33m。
桐の木にだけ巣をつくるという鳳凰を象徴する鳳棲楼。鳳凰の尾の位置にあります。
お寺の本堂にあたる大雄殿(テウンジョン)は朝鮮王朝時代に建立されたもので、鳳凰の頭の位置にあります。
僧侶たちは1日14時間も座禅を組むのだそうです。
決して口にしてはいけない食材が5種類(にんにく、ネギ、玉ねぎ、ニラ、姫ニラ(달래))。
いずれも熱が頭に上がりじっと座っていられなくなるのと、口臭がきつく修行に集中できなくなるからだそうですよ。
だから精進料理にはこの5種類は使わないんですよね。
お寺を建てるには必ず山の神様の許可が必要だそうでして、どのお寺でも大雄殿の後ろには山神閣があるのだそうです。
こちらは牛(=自分の本音)と戦いながら悟りを開いていくというストーリーを十枚の絵画で綴っています。
詳細はこちらの参考記事を → ★
キム先生、お忙しい中説明いただきありがとうございました。
桐華寺(동화사)
住所 大邱広域市東区東鶴洞35(대구광역시 동구 도학동 35)
道路名住所 大邱広域市東区桐華寺キル1(대구광역시 동구 동화사길 1)
電話番号 053-982-0101
拝観料 大人2,500ウォン
薬師如来大仏は24時間見学可
行き方
東大邱駅地下のバス乗り場から急行1(급행1)バス乗車、桐華橋1(동화교1)下車(約43分、1,450ウォン)。
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