77歳の女が詐欺事件を働いていた事件に関し、
4月18日(木)放送、ニッポンダンディ(TOKYO MX系)など、各メディアの報道の仕方は、とても酷いものでした。
詐欺という、立派な犯罪にも関わらず、被告の女を「おばあさん」と表現。
犯罪者に対して、「女」という表現ではなく、敬称までつけた「おばあさん」。
これが、男女逆だったら、どうでしょうか。
「被告の男が」「詐欺で訴えられた男が」という表現でしょう。
しかも、先述のニッポンダンディは特に酷かった。
「77歳にもなって、じじい(←実際に、被害者の男性をこう言っていた)を騙すなんて、たいしたものだ。素晴らしい」と、
犯罪者の女を絶賛する始末。
この他にも、よく「○○の疑いで女性を逮捕」など、
男性の場合だと「男」と報道されるところを、女性の場合だと「女性」と報道するケースが多々あります。
犯罪者にまで、女優遇が浸透してしまっている、おかしな、というよりも不公平な現代社会。
この男性蔑視社会は、一体いつまで続くのでしょうか。