私は、Tから逃れてから、定職にはついていなかった。
少し不安定だが、働けば働くだけお金になる、個人事業に近い仕事をしていた。
そして、それは以前の記事にも書いた様に、多少人前にも出るような、少し華やかな仕事だった。
『あんた、何か如何わしい仕事しとんちゃうの?
Tがあんたのブログ教えてくれて、見たんやけど、何やあれ?』
私は聞いていて、イライラした。
いかがわしい仕事?
それは何の事を言っているのか。
だいたい、例えばその如何わしい仕事をしていたとしても、私を見捨てたのは両親だ。
私のような小娘が、誰の後ろ盾も無く、借金を背負い一から生活を立て直す。
どんな仕事をしていたとしても、誰も文句は言えないはずだ。
そして、どんな仕事をしていたとしても、Tのような、無職よりは何倍もマシなのだ。
無職の口だけ男の言う事を信用でき、娘の事を信用できない両親。
両親を拒絶できて本当に良かった。
悲しい事に、私はそれを確信してしまった。