『このツールに縁した方々に知ってもらいたいこと』という記事を投稿した後に、ふと気がついたことがあった。
記事の中でも述べたとおり、このツールを学んでいる最中に、たゆまない観察の途上に見出されたシンクロニシティの事例を、何度も何度も聞かせてもらっていた。
学びの場だから、関心とモチベーションを高めるために、数多ある事例の中から、思わず「へぇーっ」とか、「そんなこと現実にあるんだ」とか、「そりゃ、凄いな」という感嘆の言葉が口を突いて出るような事例をことあるごとに披露してもらった。
中には人から聞いた話だけで、感動したり、腑に落ちたりする人もいるだろうが、僕はそうではないタイプだったみたいで、いや正直に言うと全然腑に落ちてなくて、「ふーん…」レベルにとどまっていたんだなぁ、と今さらながら気がついた。
随分前に聞いた「知ると成るとでは、天と地ほどの差がある」という言葉を思い出した。
〝自分でやる〟ことが、より大切なんだと思った。
この度の『発見』が、もし他人から聞いた話だったら、たとえそれが〝腹落ち〟できたとしても、ここまでの〝自分に対する深い信頼〟には結びつかなかったと思う。
言うまでもなく、学びは大切。
自分の幅を広げてくれる。
その学びを、実践して『自分のもの』にするプロセスは、さらに自分を拡大させ、より豊かにしてくれるものだということを改めて認識できた。
僕が『かいほう塾』という場で表現したいことは、学びと実践、そしてその先にある『喜び』が湧き上がるところまで水先案内をする、ということなんだということが、より明確になった。