ポジティブ・ディシプリン | ママソムリエールのバンコク滞在記

ママソムリエールのバンコク滞在記

天職のソムリエールとして長年勤務、途中育休&復職を経てキャリアアップに邁進。そこで夫のバンコク赴任により退職し駐妻へ。駐妻のキャリアの模索や、母としてソムリエールとしてバンコク生活を意味のあるものにしたいと奮闘する日々を綴ります。

こんにちは!

バンコク在住のママソムリエールですウインク


少し前の話しですが、
『ポジティブ ディシプリン』という、
アドラー心理学などをベースに提唱された、子供の育て方や対話の仕方の方法論に触れる機会がありました。


「どうしたら、家族やコミュニティで役立てる人になりたいと思っている子供の気持ちを支え、すべき行動をとれるように親が導いてあげられるのか。」

に着目するのですが。


・・・ここですでに衝撃でした。



子供って、役に立ちたいんですよねキョロキョロ


私には、4歳の娘と8ヶ月の息子がいるのですが、息子が生まれてからはどうしても息子の方に気を取られる時間が増え、最近特に、娘とのコミュニケーションが上手く行ってないのを感じていましたショボーン


早く寝かせたいのに、夕飯をなかなか食べてくれなかったり。


1人でできることを、あえて「ママやってよ」と甘えてきたり。


息子の離乳食作りなど、けっこう大変で私も疲れている中で、


「悪魔の3歳児は終わったはずなのに、4歳の方が悪魔以上に大変だよ!」


とことあるごとに愚痴っていましたぼけー


娘の言動にイライラ、娘のワガママやマイペースに嫌気が差していたのですが。。。


そう、よく考えたら、娘も役に立ちたいんです。


それに気がついた私は、娘にちゃんとしてほしいとか求めるんじゃなくて、自分がまずは本気で歩み寄ろうと思いました。


ポジティブ・ディシプリンでは、子供とのコミュニケーションで、いくつかポイントがあるのですが、私が絶対実行しようと思ったのが、

まずは子供の気持ちに寄り添うこと。


ー「お腹空いた。お菓子食べたい。」

いつもなら、、、

ー「さっきお菓子食べたじゃん。もう夕ごはんの時間だからだめ!」


でも、子供の気持ちに寄り添うと、、、

ー「そうか、そろそろお腹空くよね。でももう夕ごはんの時間だからね。お腹空いた〇〇ちゃんのために、ママ今急いで準備するね!どうしても辛いならハイチュウ1個食べる?


と変えてみたりしました。


そしてさらに、たくさんスキンシップをとって、たくさん言葉で愛情を表現するようにしましたニコニコ


そんなある日、印象的な出来事がありました。


まだポジティブ・ディシプリンを知る少し前に、娘の幼稚園の先生から電話がきました。


内容は、娘がここ数日「おなかが痛い」と言って、お外遊びをしたがらない、とのこと。でも、昼食もおやつも普通に食べていて、先生は「おなかが痛い」訳ではなさそうに見え、何か思い当たることはないか?と聞かれました。


砂遊びやお外の遊びが大好きだった娘が何で?と思いましたが、家に帰ってきてもおなかが痛そうではなく、聞いても特に答えてくれません。

なので、様子をしばらく見ていました。



その日、娘が幼稚園から帰ってきて、靴を脱ぐ娘に、「お外遊びしたの?」と聞くと、小声で「うん」と言いました。

砂の入った靴を払いながらなにげなく、

「〇〇ちゃんが元気に外遊びして、ママはうれしいなー♪」

と言ったら、娘がびっくりした顔で、

「ママ、うれしいの?」と言ったのです。


その様子で全てを悟りましたガーン

娘がお外遊びした日は靴の中に砂がたくさん入っているので、娘が帰るなり靴の砂を必死で払って、砂のついた足で家の中に入るのを注意したりしていたので、娘は「お外遊びするとママを困らせる」と感じていたのです。


そのことについて娘と改めてちゃんとお話しすると、娘はホッとしたように「お外遊び、好きでいいんだね!」と言いました。


私はそんなつもりは全くなかったのですが💦


この一件で、ますます娘に対して楽しいこと、うれしいこと、大好きなことをたっくさん表現しようと思いました。


もちろん叱りたいときはあります。


でも、念仏のように

「寄り添う、寄り添う、寄り添う・・・」

を意識しています(笑)


それを意識していると、娘も自分の存在を認められているのを感じて、さらに家族のために役立とうとしてくれています。


何より、私が笑顔が増えるので、気持ちも楽になる♪


今私が母として努力することで、娘が伸び伸びと、かつ良き人格を持った人になれるように、私は娘の1番の理解者でありたいと思います照れ


↓娘なりに弟をかわいがってくれてるしね。
息子のエプロンがピンクなのはお下がりのため。ごめんね、息子!