バンコク在住のママソムリエールです![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/028.png)
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唐突ですが、理想のお母さん像ってありますか?
専業主婦だった母は、小さな頃から私が家に帰るとほぼ必ずいて、「おかえり〜」と迎えてくれました。
私も母になったら、こうなるんだと思っていた。
そう、
「理想のお母さん像」
↓
家事をしっかりやる
育児をしっかりやる
そして、お母さん像はほぼほぼ私の母だったんです。
けっこうな方が、無意識に自分の母親をお母さん像にしてるんじゃないかな??
日本でのやりがいある仕事をやめ、いよいよ駐妻として専業主婦になった私は、母のようにやらないと、と理想のお母さん像に自分を当てはめるように頑張りました。
そしてしばらくして、駐妻モヤモヤ発症![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/035.png)
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働きたいのに働けない、家事苦手、育児苦手。。。
そして、自分が理想のお母さん像にとらわれていたことを自覚し、その発端である母と私は違うんだ、私は私!!と強く思うようになりました。
でも私、最近思い出したんです。
母はいわゆる「理想のお母さん」じゃなかった!!
これ、良い意味で(たぶん)。
私が小さい時(3歳くらい?)、好奇心のかたまりで、見るもの聞くものなんでももっと知りたくて、遊び回っていました。
人は誰でもお友達
←知らない人でも。
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仕事に行く父親を母と見送った後、目を離すと私は消えていたそうな。
初めは探し回っていた母ですが、ある日あきらめたそうです。
たいがい近所の誰かの家で遊んでいたりしていたから、と。
母が放置してくれたおかげで、私はのびのびと育つことができました![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/048.png)
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「今は誘拐されそうで怖くてそんなことできないわね〜!」と言っていたけど、当時だって毎日3歳児を自由に出歩かせていたら危ないような?
何もなく結果オーライということにしたいのですが、とにかく母は頑張って母でいることを、当時からあきらめたわけです。
その後、私が中学生になり、テストや受験勉強前にはがむしゃらに勉強をしていました。
ほんと、目から火が出そうなくらい![ムキー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/030.png)
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実際、テスト勉強中に集中しすぎて歯ぎしりしたことあります![真顔](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/042.png)
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こんな感じで、勉強に全身全霊でイライラしながら取り組む私の部屋に、ある日母は涼しい顔で入ってきて
「ねぇ、彼氏できた?」
![ポーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/040.png)
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「私は電車で隣になった人から声かけられて、とりあえずデートしてみたわよ〜。中学の頃には彼氏いたし」
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ほんっっと、びっくりしましたね。
「勉強しなさい!」って全く言わない母なのはありがたかったのですが、勉強頑張ってる娘に「彼氏くらい作りなさいよ〜」みたいな話しをひょうひょうとするのはびっくりでした。
ちなみに、中学時代なんて全く彼はいなかったです。部活と勉強のみ。け、健全じゃん。。![にやり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/056.png)
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こんな母、私が彼ができると喜び、彼だろうと友達だろうと、ちゃんと予定を伝えれば遊びも外泊も問題なし!でした。
これもまた、世間一般のお母さん像とは違うんじゃないかな?
いつの間にか、母を「古風なお母さん像」に当てはめていましたが、母は母なりに自分らしいお母さんをやっていたんです。
だから、私も私らしいお母さんでいい!
今回は、よくよく考えたら自分で自分を苦しめていたという話しでした![笑い泣き](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/050.png)
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けっこう変わった母よね↑